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歯科技工士・岩澤 毅

望月 衣塑子【著】 新聞記者

2020年01月07日 | amazon.co.jp・リストマニア


内閣官房長官記者会見のインシデント

2018/05/14 17:04

投稿者:歯職人

 菅内閣官房長官記者会見の場に「闖入者」の如く登場し、秩序破壊者としての側面がクローズアップされた東京新聞社会部記者望月衣塑子さんの一冊です。

 どこの世界にも習慣もあり、慣例もあり、秩序も形作られていると思われる。権力の集中する政治世界であればなお更と思われる。しかし、その場にそれらとはやや無縁か無縁たらんとする者が登場するとインシデント、あるいはアクシデントと呼ばれる事態が発生するのだろう。

 現在、短く切り取られ断片的に報じられる内閣官房長官記者会見の場で「発生」しているインシデントを知る上で欠かせない一冊と思われます。

 社会部記者望月衣塑子さんの記者になるまで、記者としての取り組みと歩み、現在まで関わってきた記者としての活動、新聞社社員としての支局生活、事件や取材対象とのやり取りや駆け引き、それらがこの新書一冊に凝縮されていると思われます。

 お得感のある一冊です。強くお勧めします。

https://honto.jp/netstore/pd-book_28677989_093.html

角川新書 新聞記者

望月 衣塑子【著】

価格 ¥864(本体¥800)
KADOKAWA(2017/10発売)

サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
商品コード 9784040821917
NDC分類 070.16
Cコード C0236

内容説明

官房長官会見に彗星のごとく現れ、次々と質問を繰り出す著者。脚光を浴び、声援を受ける一方で、心ないバッシングや脅迫、圧力を一身に受けてきた。演劇に夢中だった幼少期、矜持ある先輩記者の教え、スクープの連発、そして母との突然の別れ…。歩みをひもときながら、劇的に変わった日々、そして記者としての思いを明かす。

目次

第1章 記者への憧れ(演劇に夢中になったころ;小劇場へ、母と ほか)
第2章 ほとばしる思いをぶつけて(鬼気迫る形相で警察に挑む先輩記者;情熱をもって本気で考えるかどうか ほか)
第3章 傍観者でいいのか?(編集局長への直訴;菅野完さんが持っていた受領証 ほか)
第4章 自分にできることはなにか(抑えきれない思い;男性特有の理解? ほか)
第5章 スクープ主義を超えて(突然の激痛;あの手この手、官邸の対応 ほか)

著者等紹介

望月衣塑子[モチズキイソコ]
1975年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。慶應義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞に入社。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで事件を中心に取材する。2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑の一連の事実をスクープし、自民党と医療業界の利権構造を暴く。東京地裁・高裁での裁判を担当し、その後経済部記者、社会部遊軍記者として、防衛省の武器輸出、軍学共同などをテーマに取材。17年4月以降は、森友学園・加計学園問題の取材チームの一員となり、取材をしながら官房長官会見で質問し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

空気を読まず、出すぎるクギになる。私にできるのはわかるまで質問すること




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