酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

コミュニケーション 10則  ( 番外編 )

2006年10月13日 | コミュニケーション 10則
1月から続けてきたコミュニケーション10則です

いっこんまさんのご希望で 新たなカテゴリーにまとめてみました

そこで はじめて気付きました

「確認をする」が4則と8則にダブッて掲載されていました

内容は異なっていましたが 改めてお詫びを申し上げます

そこで 今回「番外編」として新たな項目を掲載することにしました

ご了解ください


番外編は「あきらめない」です

特に説得コミュニケーションに必要なスキルです

説得に相手のNOはつきものです

はじめから説得に応じる人は皆無といってもいいでしょう

相手から説得された場合を考えると よく理解できますね

はじめからYESとは言いにくい自分がいます

そうです 説得は相手のNOが出発点です

青信号です  決して赤信号ではないようですね


相手のNOにもいろいろあります

(1) 勿体をつけるNO
   
    すぐに応じたのでは面子が台無しになる

    年配者に多いようです

(2) 周囲の反対によるNO

    NHKの受信料不払いなどは これに該当するのでしょうね

(3) 高飛車にでるNO

    人間は 弱みのあるとき 都合の悪い時には高飛車に出て 相手を怯ませます

(4) 様子をみるためのNO

    とりあえず断ってみる

    その後の説得者の様子を見ています  あきらめたら「そら 見たことか」 

    相手は自分の眼力を誇りに思うことでしょう

(5) 気持ちの動揺からくるNO

    想像外の説得内容で 気持ちが揺れ動いたとき  とりあえず出てくる言葉はNOになるでしょうね

(6) 情報収集のためのNO

    まず断る  その後でやはり気になるのでしょうか

    自分なりの 確認・納得のために情報を集めだす人がいます

改めて 説得コミュニケーションの厄介さが出てきました

しかし 一度説得に入ったら 途中で投げ出さないことが大切です

あきらめるつもりなら 説得はしないほうがいいようです

説得はときに 人間関係を破壊しますから。。

紆余曲折の末 説得が成功したときのお互いの人間関係は これはもう堪えられない素晴らしい関係になります

我々は そういう人間を 周囲に何人かもっていますものね


10則 番外編でした

説得は「あきらめない」ことがキーワードです


<おまけ>

昨年5位だった北海道日本ハムがパリーグ優勝をしました BSで見てました

これも「あきらめなかった」成果でしょうね  

あきらめずに優勝を勝取ったことで 北海道のファンの気持ちをさらに掴みました

いつまでも ファンでいて欲しいという球団の説得に ファンは応じましたね

1・2・3「信じられな~い」 ヒルマン監督の音頭で球場全体の大合唱でした

今年のカープも いみじくも5位でした

「信じられな~い」 こんな素敵なフレーズを言える来年にしたいものです







妻の趣味 (ついに。。)

2006年10月12日 | オヤジのつぶやき
いままでも 秘かにご紹介してきたマダムの趣味の数々です

なにしろ昔から多趣味なお方でございます

ま ともかく すぐにでも人と仲良くできるお得な性格でもありますが。。

各グループ内の多少の派閥争いもなんのその みなさん切磋琢磨してのおばさん人生を謳歌してるといえるでしょう


そんなマダムが ついに始めようとしてるのがパソコンです

いままでのパソコン音痴を一気に解消したいようです

現在 このブログ情報は 娘から仕入れていますが いずれ新しい世界に羽ばたくことになるでしょう

私も大歓迎です (ホントに。。?) 


さて 今朝も親しい仲間と2回目の講習にイソイソと出かけました

入会金1000円  会費が1000円の格安さ。。

自治体がかかわっている講習会のメリットですね

さらに嬉しいことに 講師の方は妻の友人のご主人でした

いみじくも 私の大学の先輩に当たる方です

それと知ってはご挨拶にいかないわけには参りません



穏やかな先生でした

中央に座っていらっしゃいます



生徒の最高齢者は80歳の女性でした

実に足腰もしっかりした方です

「歳をとればボケは仕方がない  1日でも遅くきれいにボケたい」

そのためのパソコン挑戦と仰ってました

マダムと友人が しっかりうなずいて聞き入っていましたね


さあ 始まりました

まずは文字入力の訓練です



以前使っていた我が家のノートパソコン  久々のお出ましになりました

どうなることやら 楽しみと不安感が交錯します

いずれ「酒と畑に戯れるオヤジな私の妻」なるブログでも開設するのでしょうか
(笑)

妻の趣味 ついに来るべきときがきました

「そのとき 歴史が動いた」まで あと何日でしょうか(笑)

イヤ 果たして動くのでしょうか














ニュー 渋い家 

2006年10月11日 | オヤジのつぶやき


その家はO町のはずれにありました  

周りは畑 また畑。。

田園風景が広がります



みなさんに愛していただいている例の「渋い家」

今日は ちょっと様子が変ですね(笑)





そうです あの渋い家のリニューアルではありません

これぞO町が誇る国指定重要文化財「吉田家住宅」です

享保6年(1721)に建てられたことは 古文書で明らかになっています

八代将軍 吉宗の時代です

忠臣蔵 赤穂浪士の事件から19年後のことになります



この日は祝日でした

おかげさまで 畑作業も一段落しました

この家までは 畑から車で15分の距離です



暖かい 秋の日差しが眩しい1日でした

国や県 町の援助・補助を受けずに「個人」で”守っている”吉田家です


現状を維持していくだけでも 並大抵のことではないでしょうね

見学料もいりません  無料です


いまの主(あるじ)は 畑の師匠Yさんの中学時代の同級生だそうです




コーヒーの注文に応じる奥さんです

男性は フラリと立ち寄った「旅人」でした


文字どおり大黒柱に支えられ”生きてきた”吉田家住宅です

幾多の風雪に耐え 忍んできたのでしょうか

そして 285年もの間 幾人の人々の哀歓を眺めてきたのでしょうか


しばし 内部をご覧ください





江戸時代の出土品でした



手書きの表示が なんとも嬉しいですね



いまでも時々使用するという大釜です

一度でいいから この釜で炊いたご飯が食べたい  じっと佇むオヤジな私でした



ご飯の代わりがダンゴです

炭火でゆっくり暖めます  これはうまかった


炭といえば この竹炭です



畑のYさんのお父さんの作品です


柱を撫ぜ 畳に触れて当時を思いました

朝日とともに起き 夕日とともに家路につく

家では 長老を中心に大家族の夕べが待っています

赤ん坊の泣き声 釜戸の煙 家族の笑い声

そこには ラジオ テレビもありません

みんなで話し合う団欒のひとときだったのでしょうか



どうも想像が貧弱ですが たまには川越・寄居あたりの賑わいを楽しんだことでしょう

いつもの渋い家にに劣らぬ渋さを備えた吉田家でした




ニュー渋い家の誕生です



<今日のおまけです>



Yさんの茄子です  10月の半ばというのに この「元気」

ひと株から200個以上の収獲があったそうです 

私のは 枯れつつあります 
































コミュニケーション 10則   その10

2006年10月07日 | コミュニケーション 10則
コミュニケーション10則も最終章になりました

今回は「自分の持ち味をだす」です

変に格好をつけたり 気色ばらずに自分らしさを表現していくことですね

当たり前のことをやる。。

これがヒントのようです


ある年の神宮球場のナイターでした

ヤクルトVS横浜の試合は 最終回9回の裏を迎えていました

試合は3点差で横浜のリード

ヤクルトは粘りをみせ ツーアウトながら満塁のチャンスです

ここで ホームランが飛び出せば サヨナラゲームになります

バッターは真中選手でした  ヤクルトファンの期待を全身に浴びての登場です


真中が打ちました!

しかし残念内野ゴロ  懸命に1塁ベースに頭から滑り込む真中でした

一瞬にしてゲームセット  試合終了です


ヤクルトベンチの選手たちが 次々に引き上げていきます

1塁の真中選手は 1塁ベースに顔をつけたまま うつ伏せになったままでした


そのときです

誰もいなくなったと思われたベンチから 一人の選手が出てきました

赤い 大きなメガフォンを持っています

うつ伏せのままの真中選手に近づいていきました

そうです。。 控え選手に回った池山選手でした

池山は 真中の背中に手をやりました

なにか声をかけているようでした

やっとのことで立ち上がった真中選手  涙を拭っています

二人は並んでベンチに姿を消しました


この光景 ヤクルトファンのみならず 横浜ファンからも盛大な拍手が送られました


そして このシーズン ヤクルトは優勝しました


ブンブン丸と異名をとったスラッガーの池山でした

さすがに晩年のこのシーズン 打棒が振るわずベンチを暖める試合が多くなっていました

くさります ふてくされた態度と 表情のけわしい毎日が続きます

選手たちからも孤立していました

自分でも どうしたらいいのか分からなかったといいます

その池山選手が この夜から変わりました

赤いメガフォンを口に当て ベンチから懸命に喉をからしてナインを応援する「ベンチのエース」でした

自分の居場所 持ち味を発揮できる役割を見出した池山でした


優勝後の若松監督の言葉が印象的でした

「池山のベンチからの真剣な 愛情溢れる応援が 選手たちから見えない力を引き出してくれました」

池山には 決して忘れられない最大級の賛辞だったでしょうね


自分の持ち味をだす

池山の解説を聞くたびに思い起こすエピソードです


10則は終わりました

次の機会には ほかのシリーズを始めましょう


















あさり~ しじみ ョ~ ♪

2006年10月05日 | コミュニケーション
いまは昔。。

下町少年隊の海水浴・潮干狩りといえばここ「京成谷津遊園」のあたりがアコガレのパラダイスでした

船橋海岸 谷津遊園 千葉海岸は忘れられない思い出の場所です

ユージローの湘南海岸とは全く無縁 ダボシャツおじさんたちが闊歩してました

そして 終戦直後 昭和20年代の海水浴・潮干狩りは 海水パンツなんてのは夢のまた夢

赤ふん 白ふんどしが大手をふるって幅をきかせたものです

”海パンは軟弱!”の合言葉  いいえ ただ少年たちには買えなかっただけのことでした


海の家はありました

砂浜ではなく なぜか海にはみ出して木造の建物がたっていました

理由はトイレです

なんと 信じられないことですが「使用済みのブツ」を そのまま海にお返しをしていたのでした

なんと安直な! 保健所出て来い!(笑)

*食事中に ブログを見てる方はいないとは思いますが 失礼しました


小雨の今日 そんな幕張本郷に 研修で訪問しました



幕張本郷の駅前です

すごい変わりようです

海岸はどこいった あさりは? あっさりどこかへ消えたのか? 海水が溜まっていただけの20円のプールは?

そして懐かしの海の家はいつ解散したのか

ポットン式のトイレの運命は?

さまざまな思いが去来します


目前の光景は「あの千葉」ではありませんでした

幕張メッセ ロッテ・マリンスタジアムをはじめ 外国のような雰囲気は 下町おじさんを圧倒します


同じ思いらしい研修参加者は 全国から集った53名の「税務関係」職員さんです

一昨日のN市を思い起こします


違ったのは 年代の差です

冒頭の講師挨拶
幕張の昔  昔日の潮干狩りの話にはみなさんキョトン

古いフレーズですが ”戦後は遠くなりにけり” ”昭和も遠くなりにけり”



時代は変わっても 対人折衝スキルの大切さには変わりがありませんね

熱心に学んでいただきました

特に N市でのエピソードは心に響いたようでした

みんな


ちなみに 昔の下町の朝は あさり しじみ売りのおじさんの声で始まりました

その売り声です

「あさり~ しじみよ~」 哀愁感漂う独特の売り声  いい声でしたね~

いまでも 耳と胸の奥に蘇ります


<おまけ>

あっさり~ 死んじめ~   下町悪ガキの定番ギャグでした

渋い家には。。

2006年10月04日 | 無農薬野菜作り
曇り空の畑でした

10日振りになります

4~5日前から ウズウズしていました

土の香り 馬糞の匂い おいしい空気 煮込み定食が懐かしくてなりません

野菜たちは元気に過ごしていたでしょうか  気になります 


今日の渋い家です  



渋い家には 渋い柿がよく似合います

そしてなぜか 高貴な芸術作品を前にしたような 厳粛な気分になります 

また 春夏秋冬 それぞれ違った顔を見せてくれる千両役者です 

いつまでも 取り壊されないよう願うのは私だけでしょうか(笑) 


10日の間 かなり強い雨の日があったようです

しかし。。。 



先日 息子が間引いてくれた「記念品」とも言うべき大根も。。



隣同士となった白菜 ブロッコリーたちの姉妹も。。

さらに。。



1ヶ月前に蒔いたキャベツ タマネギの種も こんなに立派な青少年に成長していました


畑はいいものです

人間関係の悩みを忘れさせ 自然に戻るチャンスを与えてくれます


そして 10分ほど続いた「ご対面」です



まるで置物のように ただただじっとしている可愛いヤツでした

渋い家 柿 野菜たち そしてカエルに癒された1日でした


明日から また張り切って参りましょう






                         

人生の紐

2006年10月03日 | オヤジのつぶやき
今日の研修では考えさせられました

千葉県N市の研修に呼ばれました

対象者は6名の男性職員の方々です

昨日10月2日の採用です

税の滞納徴収という専門職務をこなす期間限定2年半の職員の人たちでした

自治体での新たな採用形式の職員です

年齢は 37歳から54歳と開きがあります

当然 みなさん前歴 職歴があります

大手の電気メーカーに勤務していた方 銀行員だった方 また 自営業を営んでいた方

職種はさまざまです

いろいろな事情があったのでしょう

倍率10の激戦を勝ち抜いてきた 一騎当千のつわものぞろいです


自治体は 確実に変わりつつあります

いわゆる「市場化テスト法」の成立によって 公務員が行う仕事が問い直されています

公務員でなくてもできる仕事は 委託してもよいことになりました

ハローワーク 職業能力の開発 国税・保険の収納 市町村の窓口事務

道路・公園の管理事務。。。

さらに 公務員制度の見直しが行われています


私は いいことだと思っています

従来からの職員のみなさんにも いい刺激になることでしょう

国鉄 電電公社も様変わりしました

民間の感覚 考えかたの導入は これからの役所にとって必要な要件になるでしょうね


今日の参加者のひとり

最年長のYさんと休憩時間に話し合いました 彼は大手電気メーカーの技術主任でした

「いろいろありましたよ 人生浮き沈みがつきものですよね 最近まで沈んでいました 人生を紐に例えるなら0地点から下にダラリと下がってました

でもね バブルの頃は紐のカーブも上昇しっ放しでした 

この歳になって気付きましたよ  人生の紐は 両端をつまんで引っ張ると真っ直ぐになりますね これが人生のようですね」


人生の紐。。。最後に引っ張れば水平になる

なるほど そういうものかもしれませんね

月 満つれば欠ける  欠ければ満つる

Yさんたち6名の活躍を期待しています 




「地元バトン」が回ってきた!

2006年10月02日 | オヤジのつぶやき
久し振りのバトンです

山形県のば~ばさんから受け取りました

題して「地元バトン」です 地元下町を紹介できるチャンスです

しばし お付き合いください


1 どの都道府県に住んでいますか?

   はい 東京都です  浅草まで自転車で15分くらいの下町です

2 標準語圏内ですか?

   一応 ショー準語圏内です(笑)

3 方言があるなら 種類や珍しい方言を・・。

   するって~となにかい? 方言ですかい?  ありやすぜ~

   アサシ新聞 ヒナガワ(品川) てやんで~(なに言ってんだ)

   かみ~さん(髪結いさん転じて床屋さん) ちわっす(こんにちわ)

   あたい(私) ~でゲス(~です あまり使わなくなりましたね) ぶっ飛ばす


   シンが悪くなってきやしたね  このへんでお開きにいたしやしょう

4 地元の有名な場所などは?

   ①まず隅田川ですね  最近は本当に綺麗な川になりました

   ②いまでは唯一の都電 荒川線です 沿線も綺麗になりました

   ③これも唯一の「区立遊園地」 安くて安全 子どもたちの楽園です

   ④もんじゃ焼き屋さん  おそらくもんじゃ発祥の地でしょう


5 地元の有名人 歌手を教えて下さい

   ①水泳の北島選手  近くの精肉店の孝行息子です

   ②広島カープの松本選手  遊園地の近くに実家があります

   ③水森かおり 「鳥取砂丘」でブレーク  彼女のお母さんは妻のフラ仲間です

6 地元のここだけは許せない

   町会費を払わず 祭りでお土産だけもらっていくいい大人

7 私の地元に住んでたら こんなメリットがある

   それはもう物価が安いことですね  特にママチャリ天国とマスコミに報道された「ジョイフル三ノ輪」

   ここの衣料品 食べ物の安さ 品揃えは半端でないですね

   かなり遠方からママさんたちがやってきます

   ママチャリかっ飛ばして。。(笑)

8 地元で一番多い苗字は?

   墓参りにいくと清水姓 佐藤姓が多いようです

   私?  いいえ違います

9 ネット友達で近所の人にバトンを回しましょう

   このバトンもば~ばさんから自発的に受け取りました

   どなたか 受け取っていただければ嬉しいですね

10 ↑の友達を除いた5人にも バトンを回しましょう

   9の回答と同じです

   時間をかけてもやってみようという方にお願いしましょう


<おまけ>



                 隅田川に林立する高層マンション群




                       栄光の6000型です




            区立遊園地です  休日ともなれば超満員の人気です




                 もんじゃ焼き屋さん  これぞ「本物」です


                 そして。。。



ママチャリ天国 お馴染みの「ジョイフル三ノ輪」商店街です

夕飯の時間がずれたせいか 彼女らの出現には早すぎました


            以上 地元バトンでした







                                         


須磨のFさん

2006年10月01日 | コミュニケーション
3日続きの研修でした

初めの1日は またもハチ公のいるS 区です  人が多い!



そして 翌日からは景色の全く異なる須磨・明石に出かけました  人が少ない!



わずか 数時間の距離でのこの違いです 

日本も ますます狭くなってきました 胸いっぱいに空気を吸い込みました


時間があるので しばしの散策です  S区での多少の酔いが吹き飛びます。。

元気に泳いでいる若者の姿が目に入ってきました

近くまで行き 本人を前にして驚きましたね~



おん歳70歳 毎日 神戸から自転車に乗って泳ぎにきている元気おじさんでした

「ここは 私にとって無料の健康ランド」 声にも張りのある先輩でしたね


こちらは釣り人



海水が透明すぎて 釣果は食べられない「ふさふぐ」ばかり 嘆いていました



この「ふさふぐ」は 大きくなると30センチにもなり 毒はありませんが 食べる人はいないようです


須磨の海岸は ハチ公の風景 空間とは違って 時間も人も実にゆったりと流れていくように感じられました


そして この日の研修所です




宝塚のスター 鳳蘭さんの家が近くにあります

前方は海 JR山陽線がすぐ下を走っています



参加者には3日間の研修の2日目です  私に与えられた1日半のテーマーは「コミュニケーション能力向上」 全員で58名です


対人折衝の要は 相手に関心をもつことにあります

相手に無関心でいないことです 無視しないことです

そこで 研修の初めにみなさんの名前を憶えていただくことにしました

相手の名前を憶えることは 相手への関心が最高にあることを示す素晴らしいコミュニケーション・スキルです

あらかじめ 決められていたグループに分かれて名前を憶えるコツ ゲームをやってもらいます

各グループは8名程度です

前日にあったばかりの 見知らぬもの同士です  名前を憶える時間はなかったはず。。

それでも念のため ゲーム開始の前に確認をします

「みなさんのグループのメンバーの顔を見てください  全員の顔と名前が一致する方がいたら手を挙げて。。」

いままでの研修会で 手を挙げた人は皆無でした


「はい!」 私の目の前のグループに所属していた女性が 元気な声をあげました


「え? みなさん違う職場の人でしょ?」 訝る私でした  なにかかん違いしてるかな?

彼女のかん違いではありませんでした

彼女 県の土整備部所属の女子職員のFさんは グループの7人のメンバー全員の名前を記憶していたのです

理由を聞いて納得しました


研修初日の前夜のことです

宿泊初日の懇親会が開かれました

1~8グループごとに分かれての席になったそうです

Fさんは メンバーひとりひとりにビールを注いでまわりました

そのつど 相手の名前を聞き出していったそうです  もちろん自分の名も添えて。。

懇親会での会話の間に間に 相手の名前を入れて話を進めていきました

2日目の今日 メンバーのフルネームが頭に叩き込まれていたFさんでした

7人のメンバー全員が Fさんのファン(?)になっていましたよ


人の名前を憶えることは 宝石を手にしたようなもの。。

ルーズベルトの言葉です

対人関係を円滑に 親しく 円満にするための「相手への関心」です

Fさんが見事に実証してくれました



今夜の宿泊は 昨年の舞子ビラ神戸と異なり 三ノ宮ターミナルホテルです

今夜の「花月庵」のOさんです



神妙な顔して 阪神VS広島戦を見ていますね

前にいるのは次女のHさん  11月に初孫誕生! せっせとおしめを作っていました

一徹もののOさんですが いいじ~さまになることでしょう

次回 10月の再訪を約して 早めのお開きになりました

もちろん 島根の焼酎”あんぽんたん”はいただきましたよ



<おまけ>



研修の成果を発表していただきました


こちらは「ハチ公研修」終了後の懇親会です



それにしても よく飲んだ イヤ よく勉強した3日間でした

畑が気になります