酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

コミュニケーション 10則 (その1)

2006年01月04日 | コミュニケーション 10則
今日から 仕事初めの人が多い

現役生活38年だった私も 同じ回数の「仕事初め」を体験してきた

正直に言って 当日の朝 心晴れやかウキウキ出勤の日

反対に なんとなく行きたくない 憂鬱だイヤイヤ出勤だった日

若かった時代は この両極端の感情が毎年のように 交錯していた

原因は 職場の人間関係にあった


まずまずの人間関係が維持・構築されている職場は風通しがいい

ものが言い易い

同僚・上司とも意思疎通が図りやすい

仕事始めの朝も 気持ちが晴れる 足取り軽く職場に到着

「おはよう!」の挨拶も 明るく 声も大きかった


この逆の環境にある職場が問題だ

ある研修会で「あいつと同じ職場で 同じ空気を吸うことが苦痛だ」

発言者は40代の係長職 男性だった

”究極の最悪職場”だ


職場に限らず 他人との接触なしでは1日たりとも生活の成り立たない現代人

それならば 少しでも環境 人間関係をスムースに維持していきたいものだ


そこで登場するのが コミュニケーション10則

訓練の場は 日常の対人関係のなかにこそあるようだ


<10則 その1>

*自ら 近づく*

相手・周りの人たちと人間関係を作っていくのは 自分自身の役どころだ

黙っていては変化はおきない 誰も働きかけてはくれない

人間関係は 自分でつくる このことが一番肝要だと思う

相手との心理的距離 物理的距離を縮めることだ


朝のホテルのエレベーター

一人で乗っているときの なんとも落ち着きのない 不安な気持ちは誰でも抱くもの

途中の階で停止した

誰かが 乗ってくる!

思わずボックスの中で後ずさりする自分がいる 女性一人の場合はいかがだろうか

ドアが開く 緊張の一瞬だ

「グ・モーニング」ニッコリ微笑む外人男性の笑顔があった

悪い人ではなさそうだ ホッとする

抱いていた不安感が 安心感に変化した

安心感と親近感 人間関係つくりの要諦がここにある


挨拶は相手を認める最良のスキル 相手に関心がなければ挨拶はできない

我々は 自分によい関心をもってくれる人には 親近感をいだくものだ

ときには 親近感が信頼感に昇華するやもしれない


人間関係つくりの第一歩は 挨拶から・・

相手の顔を見て・おだやかな表情で・ハッキリと・・継続していくことも大切だ


人間関係は いずれの場合も厄介で 煩わしいものだ

自ら相手に近づく挨拶が その後の展開を変えてくれそうだ

バス 酒場 新幹線 ほんの一声で 安らかな気分に浸れることを体験してきた


人間関係は 自らつくるもの 苦手だと思っていた相手もそれほどでも・・・

そんな経験もしてきました


そして 朝の挨拶 これだけは妻より先に声をかけてるオヤジな私でした

(影の声) オッカナイから・・・


そうなんです  当たりです


















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20 コメント

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自ら踏み出す勇気 (えちご屋)
2006-01-04 17:52:30
こんにちは。



10則の1 《自ら 近づく》



その通りです。

民間企業の営業職なんぞになれば、至極当然なことですが、年齢が増えて分別が付いてくると段々遠のいていくことが、これです。



対人関係でも、社内会議でも、近所付き合いでも、「メンドウなことに首を突っ込みたくない」「嫌な役割を引き受けたくない」「責任を取りたくない」「早く帰りたい」・・・・・・・



こんな気持ちじゃ、こんな態度じゃ反対に相手から声も掛けられなくなる、チームワークなんて出来るはずもない、やりがいなんて見つかるはずもない。





男性トイレの清潔用語じゃないけれど、

『一歩前へ、もう一歩前へ』



自ら声を出して近づかないと、ナニも始まらないですよね。







ブログを始めたときも、そうでした。

「自分の記事に誰か反応して」「コメントくれないかなぁ」

待ってばかりじゃ、いつまでも独り言。



それが良いという人もいる。(反応を求めない独りよがりか、罵詈雑言書きか。)



コメントが欲しいから、じゃぁまずは自分がコメントしてみよう。

恥ずかしいけど、間違った意見も言ってみよう。

賛同だけじゃなく、批判でも反論でも来ればウレシイ。知らなかったことは勉強になる。





一歩前へ!もう一歩前へ!!



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その1 (いっこんま)
2006-01-04 21:00:25
自ら近づく。

近づこう、近づこうとどんなに努力してもそっぽを向かれたことがあります。

えちご屋さんのように“もう一歩前へ!”出ればよかったのかな?



家族も言わば組織のひとつ。

その中での挨拶は大事ですよね。

「おはよう」「行ってきます」「行ってらっしゃい」「お願いします」「ただ今」「お帰り」「ありがとう」などなど。



そして呼び名。

職場は勿論家族間でもすごく大事だと思いますが、10則に入りますか?

私は、例え夫婦間でもお互いを認め合うという意味で、正しい名前で呼ぶことが一番だと思っています。



知り合いになったばかりの人に名前を呼んでもらえた時の嬉しさはなんとも言えません。



よそ道にそれましたが、最後の2行。

ジョークですよね。私達を笑わせるための演出?



オヤジな私様、今日もこれから任三郎ですか?
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自ら近づく (nan)
2006-01-04 21:17:27
 「自ら近づく」 この経験があります。

 旧制中学の3年のとき、嫌いな同級生とあるキッカケから付き合うようになったら、こいつがとても好い奴なのに驚いたことがあります。

 これは教訓になりました。以来「喰わず嫌い」は遣るまい、と自分を戒めて歩んできました。
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挨拶 (編集長)
2006-01-04 22:05:06
やはり何事も挨拶が基本ですね。

明日は仕事始め。もちろん1年最初の仕事は

”挨拶”です。
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私のコメント (ちょびママ)
2006-01-04 23:20:04
消えたようです。

もし、2重投稿になってたら削除お願いします。



私は人と上手に距離が取れません。

近づきすぎるのか、遠巻き過ぎるのか、私の態度が悪いのか

今まで何度も職場を飼えたのも人間関係が原因です。

もちろん、町内の集まりごとも苦手で

輪の中に入るというのがどうも苦手なんです。

10則という事なので、その10を読み終える頃には

私の人付き合いベタもかなり克服出来ると期待してます。



あ、ことのはリレー、先ほどUPしました。

楽しかったです。

次につなげられなかったらごめんなさいです。
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ご挨拶 (m)
2006-01-05 00:29:28
まずは新年のご挨拶。



あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。



挨拶は大事ですよね。

特に朝の挨拶は、大きな声で言います。

寝起きの悪い息子はぼそぼそ言いますが、私は大きな声で挨拶します。

息子もいやいや大きな声で言い直します(笑)
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挨拶 (pochiko)
2006-01-05 00:46:12
挨拶は生活の基本です。

子供が小学校の頃、通っていた小学校のスローガンは『あいさつ・あんぜん・あとしまつ』でした。

どれも生活するうえで必要な事柄ですよね。

やっぱり 朝の挨拶をしたのとしないのとでは一日の気分的なものが違います。

大きな声で挨拶をされたら、誰だって気分がいいです。

こういうのって、まずは大人から見本を示さなければ子供はやりませんね。
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えちご屋様 (オヤジな私)
2006-01-05 09:37:50
人間”分別がついてくると遠のいてくる”

なるほど、納得できました。

確かにいえますね。

妙なプライドが生じてくるのでしょうか。



これだけPCを駆使してのコミュニケーション大流行の昨今です。人との交流を求めていることが分かります。

一歩ふみだして、生身の人間関係にも応用できないはずはありませんね。



そのためには、変なプライド、気遣いは払拭して、自分から相手の懐に入っていく。

虚心坦懐に・・・

誰のためでもない。

これは、これからの自分のために必要な必須科目でしょうね。



トイレのもう一歩前に・・

この例えは”さすがえちご屋。お主もやるのう”です。

研修で、使わせてください。
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いっこんま様 (オヤジな私)
2006-01-05 09:56:49
挨拶、声かけをしても、相手が気がつかないときもあるようです。それと完全にそっぽを向いたり、無視される場合もあります。

後者の人間には、大袈裟に言えば、10回ほど続けて声をかけたことがありますよ。

流石に、最後は相手も辟易したのか、顔をひきつらせて、返事をしていました。

こちらも意地になったようです。

ま、これは冗談としても、何回か続けるのも必要なときもあるようです。それでダメなら、仕方ないです。



家族は、人間組織の原点です。

どんなに親しくても、声かけは必要ですね。



日常会話のなかでも、相手の名前を呼びかける。「そこの眼鏡の人・・」カチンときますね。自分の名前は宝石です。



最後の2行。半分本音(?)



任三郎、見ましたよ。

イチローの演技に感心しました。
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nan様 (オヤジな私)
2006-01-05 10:05:21
相手に対する先入観。

これが曲者ですね。

初対面の人を、過去の自分の対人関係に照らし合わせ、一瞬で相手にカラーのインクを吹きかける。アイツと同じ色だろう!



案外、話してみるとアイツと違うのですね。

旧制中学時代のご友人の例。

私も憶えがあります。

いまも、付き合っています。
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