酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

”あさが来た”

2016年03月07日 | 闘病記


文京区目白台の日本女子大学構内です

男子禁制?の女子大 生まれて初めて足を運びました


抗がん剤治療も ようやく第4クルーが終了

いままで生じなかった息切れ 軽い眩暈と吐き気という副作用が表われました

やはり 体内に抗がん剤が蓄積されたのでしょう


それでも 体調がよかった2月の晴天の一日 

ボランティア仲間に誘われて 出かけてきました



「女子大学校創立の恩人ー広岡浅子展」

NHK連続テレビ小説「あさが来た」主人公のモデルである実業家の広岡浅子が 日本女子大創立者の成瀬仁蔵に資金集めで協力するため宛てた手紙などを紹介していました

浅子の写真も20点が並び 1906年に撮影された記念写真には 成瀬や政治家の大隈重信 

卒業生で 後に社会運動家になる平塚らいてうが一緒に写っていました



男尊女卑の風潮のあった当時の世の中をよくするために 女性自身の意識を変えるために

”九転十起”で道を切り開いてきた広岡浅子

テレビドラマで注目されている浅子の実像の一端を生の資料から感じ取ることができました



ドラマでは紹介されませんでしたが 実在の主人公は嫁入りのときには肺結核を患っており 後には乳癌に冒されたが手術で治癒している

匕首で腹部を刺されて深手をおっても奇跡的に回復

大正八年に腎臓の病で生涯を終えたが 結核や癌の再発はなかったという


腎臓がん術後のわが身としては 浅子さんから勇気を貰ってきました

見学後の椿山荘でのコーヒータイム

ボランティア仲間のみなさんからも エールをいただき これからの観察治療に努めていくことになりました