酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

女たちの忠臣蔵

2012年01月20日 | コミュニケーション
20年ぶりの明治座観劇でした

そして こちらも20年ぶりとなる旧友Iさんとの嬉しい邂逅・・

上野駅改札で待ち合わせましたが 一瞬でお互いがわかりましたね


「明治座の招待券が入ったので いかがですか 女たちの忠臣蔵です」」

そんな電話をいただいたのが つい4日前のことでした

彼とは ある趣味の会のグループで一緒したことがあります

以来 年賀状のやりとりだけは欠かさず お互いの安否を確認してきました

電話での声 歳は取っても声の張り 元気な響きは昔のままのIさんでした


午前10時 改札口の前で硬い握手を数度・・

20年の間隙は 瞬く間に解消です

「構内で弁当を買っていきましょう」

明治座観劇に”旅慣れた”Iさんです  早速全国各地の名物弁当売り場に案内されました

知りませんでしたね~ 上野駅構内にこんなコーナーがあるとは!

奈良の柿の葉寿司 ワンカップを2本ずつの購入でした

       

新装なった明治座前での記念撮影です

開演の11時30分までは 積もりに積もった話題で時間の経過を忘れました

そして いよいよ舞台の幕が上がりました



座長・高島礼子(大石りく) 高橋惠子(揺泉院阿くり) 一路真輝(つね)

藤田朋子(大工の娘) 中田喜子(松乃家の女将) 熊谷真美(りえ)の豪華女優

人に加え 西郷輝彦(大石内蔵助) 佐藤B作(大工平蔵) 岡本信人(寺坂)

等が脇を固めていました


橋田壽賀子・作 石井ふく子・演出の3時間の舞台劇は「女たちの~」の題名通り
討ち入り前夜から 男たちが本懐を遂げて切腹で果てた後の 6人の女たちのエ

ピソードを哀歓交えて謳いあげていました


劇場を出たあと 居酒屋での語り合いですが ”3時間はあっという間 時折目頭が熱くなる場面があった”

”これは 女性作家 演出でなければ描けない” 

オヤジふたりの正直な感想でしたね


忠臣蔵のクライマックス 吉良邸の討ち入り場面はありませんでしたが 幕の降りた後の余韻を充分楽しむことができました

その余韻を背負って Iさんに案内されたのがなんと「大統領」

彼も常連客だったんですね~ すっかり嬉しくなりました

さらに さらに エンジンフル回転になったIさん

2次会が根岸の「鍵屋」 締めの3次会が日暮里の「田村」でした

当方の”焼き玉エンジン”も蒸気の吹き上げっ放し

実に いいお酒になりました


この日 20年の時間が 一気に埋まった明治座公演「おんなたちの忠臣蔵」

Iさんとの交流・コミュニケーションが完全復活しました

人生万歳 100歳まで生きる宣言のIさんでした


今朝の東京は初雪でした そういえば 四十七士の討ち入りも雪の夜でしたね