酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

75歳の快挙!

2009年11月23日 | オヤジのつぶやき
1930年(昭和5年)生れの歴史作家がいます

加藤 廣氏です  79歳 現役です

作家としてのデビューは75歳!

「信長の棺」をひっさげての登場でした

続いて「秀吉の枷」「明智左馬助の恋」  本能寺三部作がことごとくベストセラーになっています


60歳にしての歴史作家には かの隆慶一郎氏がいます

伝記小説の名手で 大河ドラマ「天地人」の主人公 直江兼続を いち早く登場させていました

当時 この隆慶一郎氏の登場にも驚かされました

60歳 実年の星のような存在でしたからね


そして 驚く間もなく75歳の加藤氏のデビューです

本能寺 忠臣蔵・・・

映画・テレビ・歌舞伎・小説 そして通説で ほとんど知り尽くしたとばかり

思っていた事件です

それが 加藤 廣氏の新しい視点にかかると なんと新鮮な物語に変化するのでしょうか

現実性があります 納得もできます 

氏の観点 発想には驚くばかりです

なるほど こういうこともあっただろうな~

説得力が抜群で いつも一気に読んでしまいます

今回 「謎手本忠臣蔵」を読了しました 新潮社刊 上下です

いつものように 期待を裏切らない作品でした


いよいよ 今月末に古希を迎えます 加藤 廣氏が これからの人生によい手本を示してくれました  

75歳の快挙に勇気づけられました

柔軟な思考 複眼的なものの見方 そして前向きな姿勢が大切でしょうね