酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

根岸の里の・・・笹の雪

2008年05月02日 | 酒の席
この日は 住職の三回忌でした

十数人の坊さまの読経が終わり みんなで出かけました



ご存知 笹の雪です  豆腐です  いや 豆豊です



渋い感じの下足板も 昔のまんまでした 


笹の雪の起こりは 玉屋忠兵衛が 初めて絹ごし豆富を作り 元禄四年に根岸に豆富茶屋を開いたのが始まりといわれています 

上野の宮様が 豆富をことのほか好まれ 「笹の上に積もりし雪の如き美しさよ」 と賞賛され「笹の雪」が屋号となりました

以来 下町の名所となり だれでも一度は訪れている豆富専門店です  

なにしろ 豆富だらけ!

これでもか! まだ出るぞ! 

しばらくは 夢にまで出てきそうな豆富の数々・・・ ご紹介いたしましょう

江戸名物の豆富料理をお楽しみください



小付 生盛膾



あんかけ豆富  二椀ありますね  二人分ではありません  上野の宮様が たいそう気にいられ これからは二椀ずつ持って来るようにと所望され 以来 二椀一組になったそうです

愉快なエピソードでした



ゆず味噌  ヤッコ



湯葉 揚げ物



やわらかい たけのこでした



暖かい 豆乳  これは旨かった・・・



このあたりになってくると「まだ なにか出るの?」

お姐さんに 訊ねているお坊さんがいましたね  気持ち よ~~くわかります



豆富お茶漬?  これがとどめでした

そして 最後に・・・



豆富アイスです  珍味・・


坊さまたちは お酒が強かったです

正味二時間 各人が正味一升は飲んだでしょう

先代の住職も お酒の強い方でした

二年ぶりに 根岸の里を楽しまれたでしょうね


あれから 豆腐を食していません