酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

東京いま人

2006年04月15日 | オヤジのつぶやき
私にブログを紹介してくれたHさんが NHKテレビに出演しました

14日の「いっと6けん」の番組です



北海道から鹿児島まで 100本の巨樹を見て 90本を描いたHさんです

巨樹・・・根から1,3米の幹周りが 3米以上のものを「巨樹」というそうです

20分ほどの 充実した番組でした

概要をお知らせしましょう



北海道羅臼町の「ダケカンバ」です  バレリーナが舞っているようです

道路の脇にあり 5米の積雪 40米の強風に耐えてきた巨樹です

雪崩を防いだりして 人々の生活の安全に寄与してきました



このスギを描いていたとき ふと気付くと 着ていたシャツが真っ赤に染まった
そうです 

絵の具が垂れたかな?  なんと 蛭が腰周りにいっぱいついていました!



このときの宮崎は 寒かったそうです

筆先が凍って シャーッベト状になったといいます



昨年6月に 一夜にして姿を消した「ブナ」 粉々に砕けました

昭和63年に 日本一のブナと紹介されて以来 多くの観光客が訪れました

”緑のダム”とも称されるブナの木です

フカフカな土が命の源・・

人間が この木の根を踏みつけたのが 原因でした

自然との接し方を教えてくれる出来事でした


素晴らしい 子どもたちがいました





修学旅行先の栃木県に 植樹をしています

3年間で 200本にもなりました

既に 2米にも成長しているケヤキがあるそうです


この子たちはケヤキが大好きです  理由は この絵が物語っていました



この子たちの小学校の庭にある 樹齢1500年のケヤキの巨樹です

もの心ついたときからの 付き合いのケヤキです

友人のような存在なのでしょうね

Hさんは この絵を描きながら いっしょに給食を食べたり 遊んだりしました


元々は 川が大好きなHさんです

「森の語り部たち」で紹介したとおり 鮭の遡上のように森にたどり着きました

そこで出合った巨樹たち

まるで 大地を鷲掴みにしたような 命の源

苔 草 宿り木 鳥たち・・・

巨樹は 無数の命を抱え 支えられて生きていくひとつの命です

そして東根小学校のケヤキの命は 1500年もの間 良好な環境が守ってきました 


こどもたちが植樹した木々が これから1500年生きて 巨樹になるような環境作りのリレーをしていきたいものです

環境問題は 日常の心がけから・・

いらない電気は こまめに消す  スーパーには”マイバック”で・・



33歳の[若木]のようなHさんです

何年か先には 根元のガッチリした「巨樹」に成長することでしょう



大好きな川の浄化活動に取り組む場面も 紹介されました

実に心強い 頼もしい「友人」です

私は いい刺激を受けています