30.05.24 タ ッ ク ル NO.1899
アメリカンフットボールの試合で、日大の選手が関学の選手に故意に
けがを負わせる目的で、反則タックルをしたことが露見し話題になって
いる。 スポーツには負傷はつきものですが、こんな悪質な違反があま
り聞いたことがない。
被害者は警察に「被害届」を出したようですが、被害届は単なる「届」
であって、警察はそれがために捜査に着手しなければならない義務はあ
りません。 捜査に着手するかどうかは警察の裁量に任されている
のです。 このような悪質な事案では「届」ではなくて、それを受理
すれば警察は捜査に着手する義務が生じる「刑事告訴」にすべきもので
しょう。
警察は簡単に「刑事告訴」を受理しませんが、これだけ大きな社会問題
になる事件ですから、弁護士を通じて警察が受理しないのならば、検察
庁に直訴するくらいの不退転の気概を持って臨めば、受理ないわけには
ゆかないでしょう。 弁護士に依頼すれば数十万円に費用がかかり
ますが、それは後日の問題にしましょう
スポーツ界から・・・と言うよりも、この日本から悪質な暴力を排除す
るために、被害者は躊躇することなく速やかに「刑事告訴」されるよう
期待したい。