小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

こけし

2018-02-13 20:25:52 | 日記

     30.02.15     こ  け  し     NO.1801

確か書いたつもりでしたが、記録上載っていませんので書かせていただきます。

今やどこへ行っても土産店で売っているこけしですが、もともとは東北地方の特産品で

した。 深い雪に閉ざされた長い冬、囲炉裏に薪をくべながら、掘った人形のこけし

(子し)。  あの子がもし生きていたらいまころはこんな姿だっただろうか?・・・

と偲びながら黙々と彫ったものなのです。  つまり、その子は死んでいるので

す・・・というより殺したのです。

極貧のために子供が増えると生活が成り立たないために、生まれてきた嬰児の何人かに

一人を「間引き」と称して、木根っこなどに埋めて殺したのです。  日本という国は

それほど貧しかったのです。 運よく育てられた子供でも、女子の場合は成長すれば遊

女として多くは都会に売られて行ったのです。

昭和20年ころまでは、そういう人身売買が公然と村役場などが仲介していたのです。

手も足もないこけし人形ってなんだか薄気味悪い感じがするのは、私だけでしょうか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サラリーマン | トップ | サルまね »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事