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小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

美味

2022-05-22 09:46:18 | 日記

      R 04.05.24    美  味     NO.3593

 世界の珍味と言えば、キャビア(蝶鮫のたまご)・トリュフ(一種のキノ

コ)・フォアグラ(肝硬変を起こさせたガチョウの肝臓)・・・どれも食べ

たことがある(と思ってるが偽物かもしれない)が、ちっとも美味はなかっ

た。   でも、一番うまかったのは、夜間高校生の冬、極限まで腹をすか

せて帰宅して食べた時の、熱々のかす汁でした。

今でも往時を思い出して年に2~3回粕汁を作るが、感動するほどおいしくは

ない。 京都のある高級料亭で、財界の幹部のひとりがおかみさんに向かっ

て言った。  「旨いものは何でも食ってきた、この料亭で一番うまいもの

だしてくれ」  そう言うと、おかみさんは熱々の炊き立てご飯と卵をもっ

て来た。 つまり一番うまいものは卵ご飯だということだった。

さもありなんだろう。  でも一番うまいと感じるのは空腹時だろう。

ウクライナの人たちは美味珍味などとは言わず、何でも口にしたい事でしょ

う。  戦争はいけません。 空腹は切ない。

私の家庭が貧困になったのも戦争が原因でした。

 


衣装

2022-05-22 09:46:18 | 日記

      R 04.05.23    衣  装      NO.3592

「馬子にも衣装」という。 一休さんの逸話にあるように、ボロをまとって

いては、いくら高僧だってつまみ出される。 高級な衣服の人が人格者であ

るとは限らないが、時と場所によってはやはり服装には注意したい。

若手の実業者で、すい星のごとく現れたのは、ライブドア―の堀江氏と楽天

の三木谷氏である。  出る杭は打たれると言う。  この二人があまりに

目立ちすぎるので、財界のお歴々がちょっとオキュウを据えてやりたいと考

えて、その筋に働きかけた。

さて、どちらを血祭りに上げるかということになって、標的に決したのは堀

江氏だった。 誰に会うのもTシャツ姿で失礼だ。  人の話を聞かないで自

分ばかりしゃべる(生意だ)ということで、なんでもない行為を犯罪と決め

つけて投獄した。  人の顔色を見て右顧左 するのはみっともないし、個

性も大事だけれど、衣装は時と場所を考えて選びたい。