キャリコンまっちゃんのホッとひと息

キャリアコンサルティングの合間にホッとひと息。
その日に感じたことや起きた出来事などを
日記形式でつぶやきます。

商店街を視察・取材した感想

2006年10月09日 | 1級販売士の視点
まっつあんは、7日・8日と、岐阜県内の商店街イベントを4箇所視察し、
取材を敢行してきました。
その取材を進める中で、各商店街の関係者が口をそろえて言うことがいくつか
ありました。
それは、高齢者問題、後継者問題、商店街の活性化対策、などです。

高齢者問題とは、店主の高齢化だけではなく、固定客の高齢化のことも指して
います。
固定客(既存客)が高齢化すると来客者数に直接影響するので、新規顧客を
積極的に増やしていかなければならない。

後継者問題とは、各店の後継者のことですが、なかなか跡継ぎがいないという
ことです。また、跡継ぎとの世代交代が果たせたところでも、商店街内の他店
の高齢経営者との価値観の相違から、イベントなどでも対立してしまい調整に
手間取ってしまう、という問題も発生しています。

商店街の活性化とは、とにかくシャッター商店街とならないように、来店者数を
増やしていく努力を町ぐるみで継続的に行っていくことを指しています。
これは、個店だけで出来ることの限界を裏付けているものであり、まずは
町ぐるみ、商店街全体で取り組む必要性があるということを、まっつあんが
取材した商店街の、どの方もおっしゃっていました。

つまり、商店街全体という組織ぐるみのイベントを通してお客さんが商店街に
訪れ、商店街に色々な店があることを見て、知ってもらわないことには何も
始まらないということです。
そして、お客さんにお店を認知してもらった後は、個店の経営努力によって、
固定客の獲得に結び付けて欲しいという、切実な願いを感じ取りました。

今回取材して思ったことは、どの商店街の方も基本的には同じ危機感や思いを
持っており、様々な工夫を凝らし独自戦略で日々努力しているんだな、という
ことです。

あなたの街の商店街では、どんな経営努力やイベントをしていますか?
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