細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

トライアスロン日記③

2019-10-01 08:24:38 | 趣味のこと

今でこそ、トライアスロンで完走しよう、などど本気で思って地道に練習しておりますが、それこそ2年くらい前までは、トライアスロンに出ようなどと思ったこともないし、
そんなものに出る人の気が知れない、というような感覚でした。このブログを読んでおられる大半の方もそうであろうと思います。

2014年9月末にフランスでの1年の滞在から単身で帰国し、その後、3ヶ月程度は浦和の実家に居候し、ほとんど休みの無い日々を過ごしました。30日くらい休み無く動き回っていた時期もあったと記憶しています。疲れが溜まったのか、2015年の年明けくらいから右ひざの痛みがひどくなってきたこともあり、2012年ごろに通っていたカイロプラクティクに再び通い始めました。

朝の体操はフランス滞在中も続けていましたが、カイロプラクティクに通い始めたのが健康志向の再出発となりました。

2015年の春にクロスバイクを購入し、2016年の春からは水泳が趣味になり、2017年春にはロードバイクを購入するに至ります。

右ひざはひどく痛む時期もあったり、全く気にならない時期もあったり、でしたが、まさか走る、というようなことは思い付きもしなかったので、膝への負担の少ない自転車と水泳を中心に運動していました。

2017年元旦に、「歩こう!」と思い立ち、ウォーキングを始めました。水泳と合わせて、水中ウォーキングを始めたのもこのころかと思います。

2017年の秋ごろから、ジムのマシンでRunを始めました。これで、トライアスロンのパーツが揃うことになりました。

趣味としてロードバイク、Run、水泳をしているだけでも十分楽しかったのですが、品質確保の委員会(229委員会)の打ち上げの懇親会で、津野さんと話しているときに「ヒルクライム」を勧められました。2017年7月末のことです。登りのレースなのでスピードも出ないし、膝への負担も少ない、ということでした。勧められたときは、「えー?」という感じでしたが、結局、2018年5月に、大槌のヒルクライムに出場することになります。

大会に出るのであれば、大きな有名な大会もよいけれど、所詮は完走が目的のおじさんスポーツですので、自分の思い入れのある地域や町の大会に出たいな、と思い、何度も何度も通った釜石や大槌の辺りでヒルクライムの大会があることを聞きつけ、これに出ることにしました。

ロードバイクを大槌に運ぶことも含め、大会出場は初めての経験で、初めてのことには様々な苦労も伴いますが、無事に完走し、これが第一歩となりました。2018年の6月末にはお台場のナイトマラソン(7km、34分51秒)にも出ました。また、4月と7月のトライアスロン教室(それぞれ初級、中級)にも参加し、このころには明確にトライアスロン出場を意識していました。

右ひざ痛とはそれなりに上手く付き合えるようになっていましたが、やはり気になるため、右ひざ痛が一番ネックとなるRunでチャレンジしようということで、2018年12月に港区のハーフマラソンに出場。週末中心に1時間のRunで練習を積み、結局、1時間49分台で完走し、これも大きな自信となりました。

2019年5月には2回目の大槌ヒルクライムに出場し、初回に比べて5分、タイムが縮まりました。

2019年9月には熱海のオープンウォータースイムに出場し、42分かかりましたが、完泳しました。出だしのオーバーペースで大変苦しみましたが、実際のレースを一度体験しておいてよかったです。

そしていよいよ、10月13日に、これまた何度も何度も通った鞆の浦のトライアスロンに出場することになります。トライアスロンは準備も、装備の搬送も大変ですが、これまでいろいろと経験してきたことの組み合わせなので、それほど不安には思っていません。一番不安なのは、40kmのバイクがヒルクライムに近く、かなり体力を奪われそうなこと、です。ヒルクライムは2度ほど大会にも出ましたし、まあ何とかなるでしょう。

レース中は苦しくなる局面が何度もあるとは思いますが、応援してくれている人も少なからずいますし、様々なことを積み重ねていく、という自分の生きるスタイルそのもののチャレンジである、と捉え、完走を目指したいと思います。



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