今回の東京マラソンには落選した。が、昨年から設定された「ペースセッター」として5時間の部で走らせていただくことができた。(エリートランナーをkm3分くらいで引っ張るペースメーカーと区別するため、そう呼ぶらしい)
今回のペースセッターは3時間から5時間半まで6組、各組5人で計30人。3時間と3時間半は今回が初めて。
大会プログラムにも全員の氏名が掲載されていた。
スタート直前まで庁舎内で招待選手の方々とともに待機。号砲1分後にスタートライン横から3時間組が発進し、以後順次スタート。ワシら5時間組は10分後に出発した。
目標タイム入りのオレンジ色ビブスと帽子に風船付きで目立つので自然と集団ができ、「このペースで大丈夫なんですよね?」と確認される。
1km毎の綿密なタイム表を事前に渡されているので、そのとおりに走れるかどうかいささか不安はあるものの、「はい! 大丈夫でっす」と自信ありげに答えながらkm7分弱のペースを刻む。
長くもあり短くもあった5時間の旅がゴールに近づき、ゴール手前で後続のランナーさんたちに「5時間、切れますよ!!」と声励ましながらフィニッシュゲートに送り出してから、ほぼ5時間ジャストでゴールして任務完了。無事にミッションを遂行し心底ホッとした。共に5時間走り続けてきた方々からの「ありがと~!」の言葉が胸にしみる。
このような貴重な機会を与えていただき、深く感謝申し上げる。
昨年、初めて東京マラソンのフルに参加した(第1回時は10km) 際は自分が走るだけで精一杯だったが、今回別の立場で走らせていただき、改めてこの大会が多くの方々の善意によって支えられていることを強く実感することができた。まさに「あなたがいたから」成り立っていることを体感したオヤジであった。
前日の土曜は山練へ。昨年11月末以来、通算9回目の足柄峠。
明日は東京マラソン当日だがレースとして走るわけではないから通常どおりにトレーニング。
とはいえ、任務と責任をもって走る以上、慎重にゆるゆると峠道を行く。
峠の頂上少し先まで足を延ばしてから戻り約30km3時間15分。温泉プールでほぐして明日に備え早々に帰路につく。
★オヤジの心を癒す昭和の歌 (78)
岩波新書の新刊『歌謡曲 ~時代を彩った歌たち』(高 護著)はこの「オヤジ歌」シリーズのための絶好のガイドブックあるいは虎の巻ともいうべき内容。昭和初年のSP盤時代から説き起こし1990年代初頭までを詳細に鳥瞰し概説・分析している。
終章の最後に名前が出てきたのは荻野目洋子さん。そういえば、ワシがコンサートというものに行ったのはまさに彼女のライブが最後で、今20歳の息子が生まれる前に妻と行ったのだからもう20年以上も昔のことである。
♪ ダンシング・ヒーロー (荻野目洋子/1985)
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◎sora mamaさん 3時間30分突破、改めておめでとう!! 思い出に残る黄金の東京マラソンになりましたね。
うう、背後に迫るsora mama姉さんをなんとか振りきらねば。(笑)
◎metarunさん ああ、metarunさんmetarunさん!! その24秒なんとかなりませんか。
でも、その時はならないんですよね、どうにもこうにも。私自身、何度も身に覚えあり。
その悔しさを糧に、前へ進んでまいりましょう。
◎サテパパさん 海部川、どうだったかなと案じておりました。セカンドベストは立派ですよ。フルでは、そうそう簡単にタイムは出ません。(キッパリ)
ペースセッターの件、ブログに書くつもりでいたんですが、ニュージーランド地震が起きてしまい。メルボルンに留学中の息子がいる親父としては身につまされて……。
珍しく、息子の夢を見るほどでした。親はただ無事を祈るしかないですね。
事前に仰ってくださいな 表敬訪問したのにー。
自分はセカンドの3:51'26"に終わりましたが、秋にむけて、一応手応えは、得ました。
ペースセッター、貴重な体験ですよね。
今後もご指導お願いいたします。
スタート前にお見かけしたっきり、お会い出来ず残念でした。
ペースセッターは貴重な経験ですね。
来年は当選して、東京を快走しちゃってください。