ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

5/26 刀水AC練習会

2007-05-26 23:17:45 | トレーニング

夏のような日差しの暑い一日。
PM、埼玉・越谷の健康福祉村コースで刀水AC練習会に若干遅れて参加。

Fコーチから指導話。
「市民ランナーのかなり多くが、1年中フルマラソンのことを考えているような練習をしている傾向が強い。
そうではなく、たとえば今の時期であれば比較的短い距離でのスピードアップを図る練習に重点をおいて一段上のスピードを身につければ、秋以降のフルマラソン練習からレースに向けての土台づくりとなる。
そのためには、いつも練習会で取り組んでいる補強運動などで、正しいフォームと必要な筋力の養成が欠かせない。
スピード練習といっても、やみくもにタイムを追うのではなく、ふだんのジョグよりも大きなフォームで気持ちよく駆け抜けるイメージで」

というわけで、準備体操のあと、軽く1kmジョグ~補強運動~流し100m×5本(間を100mジョグまたは歩きでツナギ)×2セット。
流しの延長でタイムを気にせずに1km走。
とはいえ、ほとんど全力走になってしまい、3分41秒。心拍172。
各人のペースでのスピード練習の後、ダウンジョグは全員でそろっておしゃべりしながらコース(1.8km)2周で終了。

わりと時間厳守のワシが練習会に30分ほど遅れたのは、小5息子の運動会の日だったため。(以下、親バカ話題)
昨日の冷たい雨から一転、朝から夏のような強い日射し。
午前中の騎馬戦や八木節演舞を無事に終え、家族でお弁当を食べた後、いよいよ5年生全員155名の100m走。各6人組で息子はいきなり第1組。

これまで4年間、4位より上になったことがなく、「3位以上になりたい」との本人の希望で、この前の日曜には「高野進・かけっこ教室」で特訓。
今週も「世界卓球」をTV観戦しながら父子でFコーチ推奨の「その場腿上げ」をするなど、それなりに頑張ってきた。その成果や如何。
(100mのタイムは事前に計測してあり、この組では息子は4、5番手)

本人よりもオヤジのほうがドキドキして妻に笑われる。
スタート。よし、ドンピシャのタイミングで前に出た。
隣のレーンの子が迫る。ゴール手前で並んだ、抜かれたか?
いや、ゴール寸前でまた抜き返したようだ。
「1位係」の上級生が飛んできて息子の手を引いていく。
うおー、やった!!

いつもスタートは速いのに、その後、顔が横を向いたり上を向いたりムダな動きが多くて抜かれっぱなしだった。
今回は「まっすぐ前を見て、まっすぐ膝を出して」と、まっすぐ前に進むことだけを強調。
また、見ているとゴール直前にスピードを緩める子が多いので、「ゴールと思わずに突き抜けるんだ!]とだけ言葉をかけて送り出した。

その通りの走りを実行できて、事前の計測で19秒台だったのが2秒くらい速かったようだ。上出来。
予想外の結果に興奮状態のまま、刀水練習会へ急ぎ向かうオヤジであった。


※Fコーチ お訊ねの孔子の名言は、

「朽木はエるべからず、糞土のショウはヌるべからず」(『論語』公冶長 こうやちょう
(カタカナ部分は難漢字。残念ながら出せません……)

きゅうぼくは えるべからず/ふんどのしょうは ぬるべからず

「エる」は彫刻するの意。「糞土のショウ」は腐った土塀。
腐った木には彫刻できず、腐った壁には上塗りができないのと同じように、素質の悪い人間に対しては教育の方法がない、教育してもむだであるというたとえ。孔子が、弟子の宰予(さいよ)がなまけて昼寝しているのを見て言ったことば。
   (『成語林』 旺文社 より)

基本的には性善説、人間信頼の立場に立つ孔子さまも、よほどアタマにきてのご発言のようです。

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2 コメント

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「論語」ありがとうございます (F-ykz)
2007-05-27 10:38:47
早速、ありがとうございました。
人生の過程を重視した孔子にしては、めずらしい一節ですね。漢文の授業は大好きだったのに、考えてみればそれ以来、「論語」に触れていませんでした。久しぶりに読み返してみる機会をいただきました。
運動会よかったですね!はぎAさんがスポーツを楽しみ、家族も楽しむ。そして周りの人々が幸せになっていく。スポーツの理想を実践されていますね。
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スポーツの意義 (ハギA)
2007-05-27 22:40:49
◎F-ykzコーチ様 こちらこそ、励みになるお言葉ありがとうございます。

きょうの「ストリート陸上」で為末選手も「スポーツで世の中を明るくしたい」と語っていました。
社会性やビジネス感覚に富むアスリートとして、なかなかの人物と改めて感服した次第です。
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