ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

2週間過ぎたけれど

2011-03-26 20:23:28 | その他の雑記

ますます事態は深刻になりつつある。
エントリーしていた大会からも続々と中止通知が届き、気持ちが沈みがちなオヤジである。

そんな時、すぐ隣にいる妻から2つのメールが届いた。
一つは13歳の中学生アイドル・ここっぴー、こと藤波心(ふじなみ こころ)さんがブログに書いた原発問題への発言。見た目は普通の女の子っぽい可愛いブログの作りだが、その内容は実にすばらしい。
今自分にできることをしっかり見きわめ実践した上で、自分の言葉で堂々と意見を述べている。
非難・批判にさらされることを覚悟しながら、それでも敢えて臆せずに、信ずるところを発信したその勇気に拍手を贈りたい。

もうひとつは、かつて講師として招いたアラスカの女性臨床家からのメッセージ。英文なので、妻に大意を教えてもらってから辞書を引き引き解読して、胸が熱くなった。
この中で彼女は、「心から信じること」の大切さを、身近な実例とともに力強く語りかけている。

> You are all so brave and we will help anyway we can.

> I was thinking about advice someone I really respect gave me that has

> really helped

> me in tough times.  She said that it doesn't really matter what a

> situation looks

> like, that there are so many good outcomes that we haven't even began to

> think

> about.  She said that no matter what things look like, realize that

> anything is

> possible and that "Divine love always meets every human need".

> I have a good friend whose husband had a terrible stroke and the doctors

> told them

> in the hospital emergency room, that if he lived he would never even be

> able to

> move his arm or even sit up, talk or anything.  She called me from the

> emergency

> room at the hospital and I told her my friend's advice.  I said "no matter

> what

> people tell you, no matter how bad the situation looks, you don't have to

> buy into

> that.  Remember that anything is possible.  Don't buy into fear and just

> trust."

> The doctors call my friend's husband a miracle, as he completely, entirely

> recovered as he was before.

> I know you are facing much more than that, and I totally have faith in you

> all.

> Anything is possible, miracles happen every day and Divine Love meets

> every human

> need.

> Standing by you with love,


原発問題は緊急対処が好転したとしても、今後の日本のあり方そのものにも深くかかわってくる根本問題だろう。
震災復興も、その財源をどうするかを含め、困難をきわめるに違いない。
それでも、沖縄で言う「なんくるないさー」、必ずなんとかなるし、しなければならない。

今朝の朝日新聞に、「アンパンマン 被災者に勇気 ラジオから流れる主題歌『元気になる』」との記事があった。
幼児に絶大な人気を誇る楽しく愉快なアニメ。が、そこに込められた哲学は「献身」「自己犠牲」を伴う正義の実践・実現という重いテーマである。おなかのすいた仲間にアンパンマンは自分の顔をむしり取って食べさせるのだから。


プールがすべて休業となり、早朝ランもなんとなく遠のき、慢性的運動不足ぎみ。
体重が久々に60kgを超えてしまい(身長170cm)、2002年にランニングを始めて以来の最高体重を記録。
さすがにこれはマズイ。今朝は早朝決起して自転車(ロードバイク)に乗って駒沢公園へ。
減量に最も効果が高いのは自転車によるLSD走(ゆっくり長く)だと経験的にわかっている。
2.1kmのサイクリングコース×50周、約105kmを5時間かけて周回。平均ペースkm3分弱、ロードバイクとしては遅いペースだがワシの脚力ではこのくらいがやっと。

20周ほどした時、ふと見ると赤白ランシャツに赤いランパンで、他の多数いるジョガーとは画然と次元の違う走りのランナーが。2月の東京マラソンで日本人トップ、世界陸上内定となった川内選手その人であった。
km3分半で20周(ほぼフルの距離相当)のペース走トレーニング中のようである。少し離れて、じっくりそのランニングフォームを堪能させていただく。
見事に力みが抜けながらもしっかりした体幹。腕振りは、かなり下で振るのが特徴的。ピッチは非常に速いのに、そんなに速いようには見えないのが不思議。
練習パートナー2人と共に3人で正三角形の隊列を組み、驚いたことに時折り談笑しながら余裕充分。3分半なのに……。こちらは自転車でもそんなに余裕ないのに……。

ようやくワシが自転車50周を終える頃には川内選手もペース走を終えていたようだ。
全然レベルは異なるが、なんだか元気が沸いてきたオヤジであった。

※東北のマラソン大会はほとんど中止となり、4月の宮城県気仙沼つばきマラソンも中止が決定された。残るのは5/8開催予定の仙台国際ハーフ。
被害状況からすれば開催はきわめて困難だろうが、公式HPの震災後初更新となった3/24付では「協議中」となっており、開催を模索している模様。できるものならば、ぜひとも開催してほしいと願うのみ。

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