ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

2年ぶりの石段登り

2012-03-11 22:54:14 | レース

本日、「第27回 大山登山マラソン」(神奈川県伊勢原市)に参加。通算4回目。
9km、58分29秒。今回もすれすれながら1時間は切ることができてホッとした。

総勢約2000人を年代別に3組に分け30分ずつずらしてスタート。
距離は10km足らずだが、標高差650m。ラスト2kmは参道の石段1610段が待つ。
先陣は男子50歳代と60歳以上の部、10時スタート。

スタートに先立ち、開会式では1分間の黙祷。きょう開催された名古屋、京都をはじめ多くの大会でも同様だったようだ。
本日ここに立てたことを深く深く感謝する。

2007年に初参加して以来、前回まではかろうじて1時間を切ってゴールしてきた。
天候にも左右されるが、全参加者のうち1時間以内にゴールできるのは1/5から1/4程度。
とりわけワシら50代以上の物好きオヤジにとってはこの大山登りで1時間切れるかどうかが重大関心事となっている。
※今回の記録を見ると、50代男子完走者347名のうち1時間切りは63名(18%)、60歳以上は225名中16名(7%)にとどまる。

 ①2007 57分7秒   8'54"ー29'05"ー19'07"
 ②2008 58分50秒  9'11"ー29'58"ー19'40"
 (2009は申込忘れ)
 ③2010 57分53秒  9'09"ー29'07"ー19'37"
 (2011は震災の翌々日で中止)

ラップは、最初の2km(駅前から山に向かって市街地を走行する緩い上り道)⇒中盤5km(次第に傾斜が増し歩き出す人多し)⇒ラスト2km(1610段で標高差370mを登る山道)
それぞれ、10分以内⇒30分以内⇒20分以内 をクリアするのが1時間切りには必須。

これまでの経験からワシの場合、最初2kmのタイムの6倍ちょっとがおおむねゴールタイム。
で、今回は9'59"。やはりスピード不足で10分ぎりぎり。これまでで最も遅い通過で、1時間切りに黄信号だが、もうそういうことは考えない。

あとは時計も見ずひたすら目の前の坂道に集中する。速くはないものの、もう抜かれることはなく徐々に前のランナーを抜いていく。ラップボタンは押し、後で見たら29'13"。元気だった5年前に8秒差は上出来か。

この大会はローカルながら豪華なゲストランナーも名物で、今回も6人の女性アスリートが。真木和さん(アトランタ五輪マラソン代表) 小幡佳代子さん(セビリア世界陸上マラソン8位) 高橋千恵美さん(シドニー五輪1万メートル代表) 市川良子さん(アトランタ・シドニー五輪5000m連続代表) 市橋有里さん(シドニー五輪代表) もうお一人、弘山晴美さんも予定されていたが、お子さんの具合が悪いとのことで残念ながら欠場。
ワシらオヤジ組には小幡さんと市川さん。5kmすぎに坂の傾斜がきつくなってきたあたりで小幡さんを抜く。わーい。スピードランナーの市川さんにはついに追いつけず。

石段が始まる。前3回はただもうがむしゃらに駆け上がるばかりだったけれど、年々体力低下は否めず今回は近所の階段で登り方を研究してみた。結果、2段ずつ駆け上がるのがもちろん最速だが、2段ずつ歩いて上がるのも大差ないとわかり、今回の石段は最初から走らず2段歩きを基本として進んだ。最後の最後だけ頑張って駆け上がり、19'17"。石段部セカンドベストとなった。ゴール58分29秒。

山の上にはまだ雪が一部残っていた。気温は3℃。おしることお粥にみかんをいただいてすぐ下山。
ちなみに今回の全完走者2046名中1時間切りは399名(19.5%)、うち女性は273名中わずか11名。われと思わん女性ランナーはぜひこの物好き大会へ来たれ。(いつも名古屋と重なるけど)
なお、今回のトップ走者は40分32秒(大会記録は39分37秒)、最終走者は2時間58分だった。

今回なんとか中盤以降に踏ん張れたのは、やはり一昨年からの足柄峠通いのおかげであろう。というわけで、午後は伊勢原からほど近い足柄峠へ。通算34回目。
いつもはJR御殿場線の山北駅から出発するのだが、ちょうど電車が出たばかりで次は1時間近く待たねばならず、小田急の新松田駅から走り出す。途中で道に迷ったりしながら山北駅を通過したのが50分後、8kmほどの距離か。
すでに午後2時近く、こんな遅い時間に足柄峠に向かうのは初めて。空もどんよりうす暗く一抹の不安を感じながら、しかし念のため用意してあるヘッドランプも持っていることだし、とにかく暗くなるまでに戻ってこようと峠をめざす。
通常の「足柄万葉公園」往復、26kmのコースだが午前の石段登りと松田からの8kmプラスが効いて、上り下りとも最後はへろへろ。

しかも、下り始めた時に単独で登ってきた速そうな女性ランナーがいて、時間的に見てどうやらワシと同じく石段+足柄峠組らしい。なんで名古屋に行かないの?  って超余計なお世話か。
このままではすぐ追いつかれると必死でペースアップして下るも結局あっさりと高速抜かれ。
ガックリきてついに走れなくなってやむなくウォーキングを混ぜながらようやく夕方5時少し前に「さくら湯」にゴール。ともあれ無事に帰還できてよかった。

距離だけは午前と午後を足して45kmくらいになり、名古屋で頑張っておられる刀水女性陣15名にいちおう顔向けはできそうだが、内容は???
帰宅して、その名古屋の録画を結果知らずに観戦。手に汗握る。ラスト勝負で敗れはしたものの、中里麗美選手の積極的なレース展開はさわやかな印象を強く残してくれた。惜しい。


☆復興支援ソングが数多く作られている中で、きょう初めて聴いたこの歌はストレートに心に伝わってくる。
   ♪ 未来へ(YUSAKU1114/2012)

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2 コメント

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Unknown (チー)
2012-03-14 01:34:23
大山登山マラソンお疲れ様でした。
凄い大会があるのですね。大山は一度は行ってみたいと思っていた場所なので、いつかノンビリ行ってみたいですね。

私は京都マラソンやっと完走メダル貰うことができました。
アップ無しの私にはちょうど良いスタートの混雑でストレス無し。10キロ過ぎで緊急車両通過でランナーストップ、待っている数分間お坊さんとエールの交換をして時間をつぶしていました。ハーフ通過1時間45分。嫌いな登り坂も沿道の応援に励まされ順調でした。・・・・30キロ過ぎまでは
賀茂川の河川敷に入った頃から、身体がふわふわしてきて眠くなってしまいスピードも全くでません。棄権も考えましたが、エイドで給水給食をして歩きとジョグをくりかえしているうちに回復し、ようようゴール。
号砲から3時間42分で平安神宮の鳥居をくぐることができました。
観光ランにはよい大会だと思いますが、私自身は相変わらず課題の残る走りでした。 
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花粉症? (ハギ)
2012-03-15 12:36:11
以前は何ともなかったのだが、数年前から春先に呼吸を追い込んだラン後に鼻水が出ることが時々あるようになった。
今回、大山の山中で思い切り過呼吸気味になったところへたっぷりスギ花粉を浴びたからか、鼻水が止まらない。市販の鼻炎薬を飲んでも改善しないため耳鼻科へ。「比較的、軽症」とのことで1週間分の処方薬を服用して様子見中のオヤジである。

◎チーさん ご無事のゴールで何より。頭が朦朧として眠くなるのは私も経験します。あれは何なんでしょうね?
後半の落ち方も私の東京マラソンと似てますし、おたがい対策をこれからも試行錯誤ですね。
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