最近入会させていただいた「刀水(とうすい=利根川の古名) アスリート倶楽部」が主として練習拠点にしているのが埼玉・白岡運動公園。
ここは1周1.1kmのフラットなコース。コース上にトイレも3カ所あり安心。公園内に25mながら温水プールもあり、練習後のクールダウンに便利。
ここをホームコースとしている走友会も多く、「白岡夜人走遊会」もそのひとつ。名前の示すとおり、主に夜間にランする方々である。
時折り各クラブが合同で練習会を開催することがあり、4月末の合同練習会で知り合ったのが、白岡夜人走遊会HPの管理人さんでもある「たけ」さん。
たけさんは長身で、走力はワシより数段上の高速ランナーだが、かすみがうらフル以後ずっと不調が続き、満足に走れず悩んでいたそう。
医者に行っても一般的な注意事項を指示されるばかりで原因もはっきりせず、したがってこれといった対策も打てないまま時間が過ぎていく……。
思い切って、たけさんは「病院のハシゴ」をしてみたそうだ。そして、ようやくランニングに理解のある若手ドクターと出会う。
診断結果は「糖質不足」が最も疑わしい、と。
たけさんは、朝・昼とごはんの量を意識的にへらしていたんだそう。しかも夜はすきっ腹で走った後に晩酌。どうも、そのあたりに問題があったようだ。
実は、たけさんの手記を読ませていただいて、ワシ自身にも思い当たる点があった。
5/14の「仙台国際ハーフ」前の1カ月ほど、減量のためワシはかなり食事量をカットした。とくに最も体重に直結しそうなごはんは大幅にカット。
体重は1カ月で3kg以上落とせたが、あるいはそこに自分でも信じがたいほどひどかった終盤のペース急落の一因があるのやも。
自分自身では、「精神的重圧」に負けた弱い自分を責めていたが、それだけではなかったのかもしれぬ。
ちょうど今読んでいる『工藤公康 粗食は最強の体をつくる!』(幕内秀夫著/三笠書房刊) の中にも、ごはん+みそ汁主体の和食の重要性が強調されている。
工藤投手は42歳の今なお現役で投げ続け、多くの「最年長○○記録」を更新し続けている偉大な長寿選手であるが、その秘密が普段の食事にあることを、親交のある栄養管理士である著者が解明している。
著者の幕内氏はワシと同世代の方で、ご自身の体験にも触れている。
学生時代、思い立って鹿児島・佐多岬から北海道・宗谷岬まで徒歩で日本縦断を敢行。総距離3000km、5足の靴を履き潰し、108日かけて達成!
若さゆえにできたと言ってしまえばそうだろうが、108日のうち1/3は野宿、残りはユースホステルや格安の駅前旅館など。質素なおかずに、おひつで出されたごはんを「おひつごとお替わり」。
「このご飯のドカ食いが私のスタミナ源となっていたことは間違いありません。
ご飯をたくさん食べていたからこそ、1日40~50kmもの距離をバテることなく歩き続けることができたのです。
工藤投手の驚異的なスタミナの秘密も、そこにあります。
ご飯中心の食事を摂ってきたことが、40歳を過ぎてなおチームのエースとして活躍できる強靭な体力の根源となっているのです。
日本人にとって、ご飯ほど良質なエネルギー源はありません。工藤投手とおつきあいをさせていただくようになって、私はあらためてそのことを再認識しました」
そうだったのかあ。安易にメシの量を減らせば、体重が軽くなって速くなれると考えたのは浅はかであったか……。この本、熟読してしっかり実践してみよう。
朝、10km 59' 30”、心拍163.。
夜、おんぶスクワット/素振り/腰割りなど。
最新の画像[もっと見る]
ところで「ご飯」は白米でしたか?
うちは白米3+玄米2+雑穀0.5のブレンドです。
錦秋湖が迫っているのに、心の準備が行き届きません。めざせ自己ベスト!です。
◎らくださん 1日2合以上ですか! スリムな体型からは意外な感じですね。玄米をブレンドしてるのも体によさそう。
ウチでは、白米と胚芽精米を半々ブレンドに雑穀スティック1袋を加えます。たまに縁起をかついで「金芽米」も炊きます。
◎べが(せおっち)先輩 おー、やはりドカ飯がエネルギー源でしたか。それだけ食べても痩せるくらいだから、かなりキツイ仕事だったわけですね。体重も重要ではあるけれど、まずはエネルギー確保が先決ですね。
錦秋湖ハーフ、暑くならないで走りやすい天候に恵まれますように!!
糖質不足と肝機能障害とか、偉そうなことを書いてしまったわけですが、そんな大それたものではないと、思います。ただの過労・栄養不足だと思います。ちょっと、大げさすぎました。
ただ、時期的にも、身に覚えも、なんとなく当てはまるんですよね!?色々と。
霞ヶ浦フル終わったあとは、1週間くらい足も体も軽く、もう1本、フル走れるのでは、って位、調子良かったのですが、その後、風邪の症状が表れてからは、
朝は平熱、会社に行くと熱が上がり始め、コリャ体が仕事したくないだけかな!位に思ってまして。そのまま、GWへ。GW中も上がったり下がったり、走ったり休んだり。走っている最中は、そんなに不調は感じないんですけどね!?走らない日は、体重増えてはまずいと、食べる量も抑えてました。
この期間と平行して、秋のレースに向け「半年で、3kgの減量計画」を設定。単純に、今までドンブリ飯だった朝飯を、普通盛りに。家内の手弁当も米の量を3割カット。いつも16時頃食べていた間食を一切、止め。
その代わり、アミノ酸などのサプリや、グラノーラで栄養補給。晩酌のつまみは、海草類を増やし、家内の一品料理は半分以上残す。果物は元々ほとんど食べません。赤血球が足りない体質なので、プルーンや、チーズも毎日食べる様に。プロテイインも飲み始めました。
見て頂いて、分かるとおり、たんぱく質中心の食事で、炭水化物は、一日、お茶碗2~3杯位かな。
病み上がりとはいえ、熱の下がった日は、1日0キロ以上走ってました。(天気の悪い日は、家の中でステップ運動)
新しいお医者に行ったところ、その先生は、ランニングはやらない方なのですが、ランナーの気持ちを察してくれて、普通なら、「1週間後のレースは辞めなさい!」というところですが、逆にレースまでに調子を上げる効果もある抗生物質も出してくれまして。※「ドーピング」に引っかかる可能性のある薬だそうです。「いいんだろうか!?」
そんな感じで、現在は比較的、体調は安定してます。来週は荒川駅伝カーニバルで、多分5キロ区間を担当します。5キロは初めての体験ですし、また、駅伝というのも初めてなので、早く復調せねばとの、思いも強いのです。
今晩、夜のスピード練習会で、3千を一本、気入れて走ろうと思っているのですが、今までの体調ですと、帰ってから又熱が出ないか心配です。
一昨日から、腹八分目も止め、夜も少し炭水化物をとる様にし、ドーピング剤、じゃなかった抗生物質が効いていることを期待したいと思います。
うちの走友会メンバーから、指摘されたのですが、「減量作戦は、ある程度、体・筋力が出来上がっている人には効果があるもので、まだ走歴が短く、ガリ貧相な肉体の人間には速すぎるだろ!?」と言われました。今は、しっかり、食べて、地道に練習を積む時期だと戒められました。
長くなりましたが、こんな情報でもお役に立てれば幸いです。そのうち、経過報告をさせていただきます。また、お気づきの点がありましたら、ご指導下さい。
ゴールは、4時間40分でしたが、
朝ご飯も、よく考えたら手抜きでした。いつも朝は6時にタイマーでできるので、早出のこの日はご飯が炊けてなくてお団子や鶏のささみ、ジェル等でした。
気をつけたいと思います。
それにしても、6年前の記事にコメントが寄せられるとはいささか驚きました。書いた本人もすっかり忘れていて、新鮮に読みました。(笑)
ご飯のことひとつにもこれだけ真剣に考えていたんだと、自分自身にとっても刺激的でした。
フルの直前1週間~前日~当日朝からスタート直前まで何をどのように食べるか、今でも試行錯誤中です。本当にマラソンは奥深いですね。