ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

「バカトレの壁」

2011-09-10 21:23:45 | トレーニング

明日9.11は同時多発テロから10年、そして東日本大震災から半年となる節目の日。とてもこの極私的ブログなど書けそうにないので今夜書いておく。

発売中の『Tarzan』(マガジンハウス)9/22号の特集「間違いだらけのカラダ作り!」がけっこう充実して読ませる。
たとえばQ「ランニング前に筋トレをしたほうがいい?」⇒マル。ランニング前に筋力トレーニングを行なって全身の筋肉を動かせばフォームのクセで使われにくい筋肉も使えるようになる。だから、プレ筋トレは大正解。など、基本的な項目を[ダイエット][筋トレ][有酸素]の3分野それぞれコンパクトにまとめてある。

この特集に関連するテーマで同誌編集長が業界誌『日販通信』9月号に書いた「バカトレの壁」と題する寄稿もなかなかおもしろい。
そもそもバカトレとは?

「非科学的、しごきのための鍛錬=バカトレ。その昔、中学や高校の部活動で、誰もその意味を明瞭に説明できなかった、相当にお馬鹿なトレーニングとして『バカトレ』が横行していました。例えば (中略) 腰や膝に過大な負荷をかけケガ人を続出させてきたウサギ跳び。(略) なかでも”トレーニング中は水を飲まない"は、その代表選手です。」

ふーむ、昭和40年代前半に中学の3年間卓球部に所属していた身としては非常に思い当たるというか身につまされるというか。
まさにそのとおりのバカトレのオンパレードであった。そもそもトレーニングなのか懲罰なのか判然としないシゴキが多かったような気がする。夏休みの炎天下、学校から郊外まで灼熱の舗道をもちろん飲まず食わずで延々と走らされたり。(ただ、運動会のかけっこでは常にビリが指定席だったのに、その過酷な長距離走ではわりと前のほうで走れたのは自他共に意外で、後年のマラソン趣味につながったのかも)

ともあれ、こうしたバカトレの蔓延により、「大人になった今でもトレーニングやランニングが大嫌いな人を"バカトレの壁"の内側に大量に残してしまいました。 (略) 今求められているのはもちろん賢いトレーニングです。 (略) このバカトレの壁の賢い越え方は誌面でたっぷりと……」とさすがに抜け目なく宣伝につなげて編集長は結んでいる。

昔からのバカトレだけでなく、今も後日修正されるようなバカトレはあるやもしれず。目新しいものにすぐ飛びつきたくなる傾向をもつオヤジとしては心して取り組まねばと改めて感じた次第。


朝晩はずいぶん涼しく過ごしやすくなってきたものの、日中はまだ夏。本日、土曜の刀水練習会も猛暑との闘いとなった。
秋のフルマラソンに向けたスピード持久力養成の導入として1km×10本(100mジョグでつなぎ)。ペースは4分半なのに、しかも2本ごとに給水タイムもあったのに、ワシは4本であえなくザセツ。5本目と7本目を抜き、結局かろうじて8本実施。ラストはせめて4分15秒を切りたかったものの、4分20秒がやっと。まだまだ走力も根性も不足のオヤジであった……。


★オヤジの心を癒す昭和の歌 (105)
  宮城県女川町出身のこの人の歌声が胸にしみる。

 ♪ ふれあい (中村雅俊/1974)

コメント
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