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札幌・円山生活日記

円山公園「自然歩道」散策(その2)

「天然記念物の原始林が広がる札幌を代表する桜の名所」円山公園です。広大な園内は見どころ豊富ですが特に「自然歩道」は魅力的な散策場所です。野生のエゾリスにも頻繁に対面できます。

円山公園は我が家の散歩コースの一つです。先月の(その1)以来、定番コースは「石碑裏入口(と勝手に名付けます)」から入って「八十八か所入口」を経て「動物園正門下」で折り返し、木橋歩道を通って「八十八か所入口」に戻り道路を渡って北海道神宮へ向かうルートでした。今回は「動物園正門下」で折り返さず、「円山西町入口(動物園裏入口)」まで縦断するルートを行きます(基本平坦な道かと最初は思っていました)。


「石碑裏入口(と勝手に名付けます)」付近。右手奥が「坂下野球場」、左手奥が「円山墓地」につながります。


「八十八か所入口」から「円山川」沿いの道を進みます。


途中に大木付近等複数の「野生リス出現スポット」があります。「野生動物に餌付けしないでください」との注意書きがあるのですが自然にあるとは思えないヒマワリの種などが散乱しています。

今日も複数のリス(本日はすべて「エゾリス」でした)が出てきました。

「八十八か所入口」から500mほど歩いた「動物園正門下」あたり。「円山山頂へ」との表示があります。山登りをする勇気がなくいつもここで引き返していました。


少し行くと「円山山頂まで1.2㎞ 」の表示。やはり登山でしょうか・・。

いきなり登場したのは急な登り道。「やっぱり山登りかよ?」と思います。右手に昇降を補助するロープが設置されています。特に降りはこれがないと厳しいかも。

立派な巨木がところどころにあります。このあたりは平坦。右のフェンス向こうが動物園。

最後の登り道。「八十八か所入口」から登山した際にはいきなり急こう配が続いたのですが、こちらのルートはいくつか登り斜面はありますがここまでのところ緩やかな方でしょうか。


三叉路に到着。「八十八か所入口1.0㎞」、「円山山頂0.7㎞」、「円山西町入口0.1㎞」の表示。山頂はもう少し秋が深まったら心の準備をして臨むこととし「円山西町入口」へ向かいます。

自然歩道を出たところ。住宅街の中にひっそりと標識があります。

「藻岩山麓通」方面に向かいます。途中「この車庫にどんな高級車がとまってんねん?」と思わせる豪邸が並びます。逆方向に行けば双子山から旭山公園方面ですが今日は更なる山登りは遠慮します。

「藻岩山麓通」途中の「円山動物園西門」。背景が円山ですね。

更に「円山動物園正門」に向かう途中にも豪邸が並びます。

「円山動物園正門」に到着。野外学習なのか今日は平日にもかかわらず多くの小学生、中高生の姿が。こちらから自然道に戻り家路につきました。

従前の「円山公園⇒北海道神宮⇒買い物」ルートも、今回の「円山公園縦断⇒藻岩山麓通」ルートも大体家を出てから所要1.5時間程度。もう少し時間をかけた「円山公園⇒動物園」ルートもあります。自然を楽しみながら適度な運動にもなり「円山生活」に欠かせぬものとなりました。時には「円山」にも登ってみたいと思っています。
(2020.9.30訪問)

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(その1)(2020.8.26訪問)
円山公園は我が家の散歩コースの一つです。いつもは自宅から環状通りを経て南1条通か中通から園内に入り北海道神宮方向に行くのですが今日は別ルートです。環状通り沿いにある「生」食パンの有名店「乃が美はなれ札幌店」から通りを挟んではす向かいにある小さな道沿いから円山方向に入ります。


円山原始林の北側に位置する円山公園は隣接する北海道神宮境内とともに、市内でも古くからの桜の名所で、市民に親しまれています。 また、グラウンドや野球場・テニスコートなどの様々なスポーツ施設があります。 
「円山公園」公式サイトより(https://maruyamapark.jp/ )

上記園内図の⑨あたりから園内に入り右手に坂下野球場を見ながら自然道を円山動物園方向に西に向かいます。円山原始林の北縁の山裾辺りを歩く感じです。「自然」溢れるルートです(以下ルート順)。


円山公園内への入口付近。
逓信従業員殉職碑。山裾に沿うように他に北海道方面委員慰霊碑や殉難消防員之碑 など北海道開拓の歴史の中で亡くなられた方々の慰霊碑があります。

円山登山・八十八か所入口付近。本日も多くの方が往来しています。
円山公園のシンボルというカツラの古木。立派な古木に圧倒されます。
木道。車の多い道路沿いから少し入るだけで空気が違う気がします。
円山動物園入口(本日の終点)。ここからUターンして戻りました。
途中に遭遇した野生のエゾリス(上・下)。頻繁に出会えました。


円山原始林やエゾリスなどの自然溢れる散策ルートは大変魅力的でした。今後、円山動物園の年間パスポートを購入し、動物園を散策ルートに組み入れて四季折々に訪問したいと思います。

帰りに円山原始林に隣接する「円山墓地」に参りました。あの坂本龍馬の一族の墓があると聞いたからです。

坂本龍馬の甥・本家5代目当主の坂本直寛の墓。

並びの坂本家の墓碑(「土佐国山内侯家臣坂本家累代之墓誌」)。四代の下に「直足 次男 坂本龍馬 直柔」の名前が。当主ではない龍馬の名前をわざわざ刻んでいるのは一族にとって大きな誇りだったのでしょう。

「円山公園」
札幌市中央区宮ヶ丘 011-621-0453(円山公園管理事務所)
地下鉄東西線「円山公園」下車、徒歩5分
(2020.8.26訪問)

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