秋生のEtude

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羽根飾

2007年09月14日 22時56分28秒 | 言葉
『ヴェニス』の感想の前に・・・
ずっと心に引っかかっていたこのセリフ。
・・・『シラノ』のラスト。

「俺ゃあの世に持って行くのだ。・・・はばかりながら皺一つ汚点一つ附けずに持って行くのだ、他でもない、そりゃあ・・・私の羽根飾(こころいき)だ。」

舞台を観ながら(涙でべそべそでしたが)聞いた時も、胸にグッと来るセリフだなあ、と思ったのですが・・・
パンフを読み直して、この“こころいき”が・・・
ただの“心意気”ではなく、“羽根飾”と書かれていたことに

このお話は、フランス語で書かれているわけで、それを和訳された方の素晴らしいセンスに脱帽です。
そして、この不器用な男の生き様を、最後の最後に、こんなきらめく言葉に換える日本語が存在したことがうれしくて・・・

いいなぁ・・・
粋ですよね。

・・・日本語の美しさを改めて知りました。


そういえば、この舞台の良さは、なにげにセピア色のようなやわらかな照明の中で語られる“珠玉の言葉”の数々と共にありました。
ロクサーヌが恋をしたのは、誰か、ではなく・・・そんな“言葉”だったのかもしれません。



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