富日来館

サンライフの語呂合わせでサン(日)ライ(来)フ(富)と読み、これに館を入れて、富日来館とした。フビライハンにも通ずる。

新型プリウスの到着間近

2010年04月12日 | 日記
 新型プリウスの到着間近
 ニッサンのグロリアブロアムに13年間近く乗り続け、地球4周半分18万キロを走った(写真はグロリア)。この車、大きいため小回りが利かず、狭い土地でのUターンが難しい。燃費も色々工夫してみたが(セラミックボールをガソリンタンクに入れたり、長い下り坂ではチェンジをニュートラルにしたり・・)、リッター7㎞~8㎞しか走らず経費もバカにならない。また草払い機や長尺木材を積むときは助手席を倒して乗せるため、シートが汚れてしまう。

 そんな中、昨年(H21)初頭ホンダがハイブリッド車の5ナンバーのインサイトを180万円台で売り出すと聞き、この会社、同じ静岡県出身の本田宗一郎が創業した会社でもあり、これに決めようと思っていた矢先、トヨタが3ナンバーの新型プリウスを近々国内で販売を開始するという。どうも250万円位になりそうとの情報からどちらにするか悩み出した。ところが、昨年4月末、新型プリウスが205万円で国内販売になるとのこと、これに傾きだした。

 ぐずぐずしている内に7月になり、トヨタ店に出向いて、様子を聞いてみることにした。ところがこの車、発売以来注文が殺到していて、生産が注文に追い付かず、納期が半年先になると言う。今発注してもエコカー減税(自動車税が免除される)、補助金(新車に買い換えると10万円もらえる、登録13年以上の古い車だと25万円もらえる・・これは権利ナシ)の対象となる期限である年度内に間に合うか微妙な状態とのこと。1週間注文がずれると納期が1ヶ月延びるとの話し、これは大変だと思い、すぐ注文した。注文日はH21年7月8日、納期は8ヶ月先のH22年3月25日予定となった。

 注文して2ヶ月後の9月16日、政権が自民党から民主党になった。政権交代でエコカー減税がどうなるか判らない、予定の財源(3700億円)が底をつけば、年度内でも補助がなくなるかも知れないとの販売店の話しだった。

 その後、アメリカでトヨタ車に大規模なリコールが発生し、日本でも既に納車した新型プリウスはプログラムの修正をする等の動きがあったが、今年(H22)2月納期以降の車は全車調整済みの車を納入するとのことで先ずは安心した。

 そんな中、3月に入って、エコカー減税・補助金が半年延長されると言う情報が入った。平成22年9月末まで延長になると、小生の乗っていたグロリアに登録13年経過の権利が生まれてくる(登録日はH9年7月25日)。販売店の話しでは、登録日の3ヶ月前で権利が得られるので、納期を4月25日以降にすれば、補助金が25万円になると教えられた。3月25日で買ってしまったら10万円しかもらえなかったものが、1ヶ月納期を伸ばすだけで25万円になる。当然納期を延ばすことにし、4月27日を希望納期とした。13年間近く世話になった中古のグロリアが、信じられないことに25万円で売れるような物だ。大いに気をよくした。(補助金の手続きで、実際は5月中旬になりそう)

 (余談)この話を先日、以前勤めていた会社(新日鐵の子会社:日鐵住金建材)のOB会の席上で自慢げに話したところ、一寸離れたところに座っていた先輩OBが立ち上がって、「私も最近新車を買った。赤堀君は25万円の補助金をもらうようだが、小生は只で新車を手に入れた。実は、長年乗っていた車が追突事故に会い、その保証金がウン十万円入った。補助金と併せて十分新車を買える金額なった」とのこと。
 隣席の後輩OBが小生にビールをつぎながら、大笑いして「赤堀サン、上には上がいるもんだね」・・・
 
サンライフ有限会社