日本キリスト教会 大分中央教会

1517年、宗教改革による改革派信仰の伝統を引き継ぐ教会です。

牧 会 通 信

2016-07-27 15:34:06 | 大分中央ウィークリー

 ダンテの「神曲 地獄」編 第14歌(カッコ内は筆子、その4)(原 光訳 2000年、沖積舎)

◯この平地は乾いてびつしりした砂で、かつてカトンの足が踏みつけた(前47年)、あの熱砂(アフリカのリビアの砂漠)とそつくりだ。

  おお、神の復讐よ、わたしの眼に示されたものを読むすべてのものに、どんなにおんみは恐れられることだろう!

  まる裸の霊たちの多くの群が見られたが、みんな実に惨めに哭(な)き叫んでゐて、互に異なる掟に服しているやうに見えた。(前回ここまで)

 ◯あるものは仰向きに熱砂に横(よこた)はり。あるものは身体を丸めて蹲(うずくま)り、あるものは絶えず歩きまはつてゐた。

   ぐるぐる歩いてるものはより数が多く、呵責されて横はるものはより少なかったが 、苦悶をぶちまける毒舌はより激しかった。

   熱砂いちめんに、広がった火片がゆつくりと降りしきつてゐた、風のない高山の雪片のやうに。(つづく)

 

◯本日は、2016年7月24日は第三十主日、三位一体後第九主日となる。日聖協「聖書愛読こよみ」は「平和を求めよ」という主題である。聖書はエレミヤ2

9・1~9、その7節、「隣人に平和を約束していても その心の中では、陥れようとたくらんでいる。」といわれている。いったい平和の心ははどうなっているの

であろうか。エレミヤがバビロンの捕囚の民に送った手紙である。にせ預言者たちの言葉に耳を貸してはならないというもの。人は、大事な二者択一の選択

に迫られる。現代を含めてエレミヤが語るから気をつけられよ。

 

◯写真は、18日梅雨が明けました。梅雨明け10日間、鉢のメダカも楽しそう。7月20日撮影。


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