出会い その2

そしてその次の日。
早速携帯に
昨日はありがとう。楽しかったです。これから東京行きます。云々かんぬん。

そして、お昼。
声が聞きたいみたいな内容のが。

すかさず、電話がなる。
まぁ、他愛のない会話だった気がするけど。
それから毎日、一日に４,５回は電話がきた。
一度なんか携帯を家に忘れて会社に行った日があったのだけれど、10回位
着信が。おまけに留守電に「何で携帯に出ないの？心配です。」と。

その後、彼にメッセンジャーを教えてもらって時間がある時はメッセンジャーで
話しをした。
話しているうちに、私が思っているような軽い人ではなかったけれど
韓国と日本。
付き合うなんてあり得ないと思っていた。
でも、私の思惑とは裏腹に話せば話すほど彼に惹かれていく自分がいた。

お互い、何も知らないのに。

その内、彼も落ちついてきたのか電話の回数も減り一日に一回になり、
2日に一回、果ては一週間に一回って感じになった。
最初の頃は、毎日電話が来てたのに突然電話が来なくなると不安になるもんです。
でも、その内それも慣れてきました。
元々、電話が好きじゃない私は自分から掛ける事は殆どありませんでした。

話に聞くと、韓国人女性は付き合い始めるとうるさいくらい電話してきたり
するらしいです。
それが嫌なので、韓国人女性とは付き合いたくないと。
電話しないでほっておく私が心地良かったのかどうかはわかりませんが。

こんな風にして始まった私達の付き合いですが、ここからが怒涛の2年です。
良くここまで来たなと思います。
実際、友達にも関心されました。
なぜなら、再会を果たしたのは１年半後ですから。