ひょう吉の疑問

新聞・テレビ報道は何かおかしい

アメリカの売りつけたCDSが欧州危機を呼びアメリカで爆発しそう

2011-11-26 09:06:02 | 国際金融

毎日新聞 より
http://mainichi.jp/select/world/news/20111126k0000m030076000c.html


欧州危機:銀行の資金調達不安 貸し渋りで景気に影響も

 欧州債務危機が域内の金融機関の経営にも暗い影を投げかけている。
財政悪化国の国債を金融機関が大量に抱えていることを市場は不安視し、
銀行間取引にも疑心暗鬼が広がり、資金枯渇の不安も高まりつつある。
資金調達が難しくなれば、
企業などへの貸し渋りや貸しはがしにつながり、経済活動に悪影響を与えかねない。
欧州連合(EU)は債務危機打開へ向けた包括策に合意したが、
各国の国債価格下落は続き、危機への懸念は払拭(ふっしょく)できていない。

 銀行同士が資金をやりとりする金融市場では、指標となるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)のドル3カ月物が上昇。
足もとでは0・5%台と1年4カ月ぶりの高水準だ。
信用不安が広がり、資金を出すのをやめる銀行が増えているためで、市場では
「フランスやイタリアの一部銀行も市場からの資金調達が難しく、欧州中央銀行(ECB)頼みになりつつある」
と資金の枯渇を懸念する声も出始めた。
銀行の資金繰りの悪化が貸し渋りにつながれば、景気全体にも悪影響を及ぼしかねない。

 信用リスクを取引するCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)市場では、一部銀行の保証料率が危険水域を示す5%を突破した。
CDSの保証料率は
「平常時であれば2%以上で黄信号。5%以上なら、いつ何が起こってもおかしくない状態」
(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)
とされるが、現在は欧州の多くの大手銀が2%を超えている。

 特に上昇が目立つのは伊最大手銀のウニクレディト。
金融情報会社のマークイットによると保証料率は現在、6%超の水準で推移している。
イタリア国債の価格が急落したことをうけ、同国債を大量保有する同社の経営不安が高まったためだ。
14日には75億ユーロ(約7700億円)の増資を発表したが、
「市場は順調に資金調達できるか疑問視している」
(りそな銀行の黒瀬浩一チーフ・エコノミスト)
ことから保証料率は逆に上昇した。

 イタリアに加え、スペイン国債も下落し、両国向けの投融資が多いフランスの銀行のCDSも軒並み3%を超え、緊張が高まっている。

 価格下落に耐えられず金融機関が損切りで国債売却を進めれば、更なる国債価格の下落につながる悪循環にはまる。
欧州情勢に詳しいニッセイ基礎研究所の伊藤さゆり主任研究員は「危機打開の包括策の具体化が進まなければ、信用不安を抑えるのは難しい」と話している。【窪田淳、田畑悦郎】

 ◇クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)

 国債や社債などの債務不履行(デフォルト)リスクを取引する一種の保険商品で、
保証料率は企業や国など債券の出し手の信用力の指標としても重視されている。
国債や社債がデフォルトした際に一定の保証料を支払っていれば、損失分の補償を受けることができる。
保証料率はデフォルトリスクが高いほど高くなる。

毎日新聞 2011年11月25日 22時15分

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【私のコメント】

副島隆彦氏によると、CDSとは、
『まるで知らない赤の他人である第三者が、勝手にあなたの命に生命保険をかけて、あなたが死んだら保険金1億円を受け取る』というもの。
その支払をしなければならない金融機関が、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、野村證券など。
その契約残高は400兆円。(日本の国家予算の4倍)。
これがアメリカから爆発する。

欧州の銀行が潰れれば、それに対してCDSをかけたアメリカの金融機関が保険金を支払わなければならないが、その力はない。
欧州の金融機関とともに、アメリカの金融機関も債務不履行となり、倒産する。
日本の野村證券なども危ない。
そうなればかなりやばいことになる。

恐慌の危機が目の前にある。

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