ひょう吉の疑問

新聞・テレビ報道は何かおかしい。
カテゴリー「新世界史」と「新日本史」は随時更新中です。

日本の年金基金(GPIF)を外人ヘッジファンドの餌食にしていいのか

2014-10-23 01:11:42 | 国際金融

日本の株式相場が、アメリカの思うツボにはまっているということを昨日の記事で書いたが、
今の安倍政権はそれに加えて、我々日本人の虎の子である年金基金(GPIF)を、株式市場に投入しようとしている。
その理由は国際運用の利回りが低すぎるからだということだが、では株式市場にそれを投入すれば運用利回りがよくなるかと言えば、そういう保証は全くない。
かえってアメリカを中心とする外人ヘッジファンドの餌食になるだけである。

為替もアメリカに操作され、株式相場もアメリカに主導権がある日本の現状を考えれば、日本の年金基金であるGPIFを株式市場に投入すれば、それは外人ヘッジファンドを利するだけである。

アベノミクスには当初からウソがある。
今年消費税が引き上げられた直後の4~5月には、日本のマスコミは日本の消費の落ち込みが当初予想されたほどではないことをさかんに報道していた。
ところがそれから半年たって今月10月になれば、手のひらを返したように日本の景気が悪化していることをさかんに報道している。
そしてその原因が消費税の引き上げにあることをさも新しい発見であるかのように報道している。
そんなことは当初から分かり切っていたことなのだ。
4~5月の日本の景気がさも堅調であるかのような報道はいったい何だったのか。
あの報道がウソだったことが今ばれてしまっている。
そして今度は、日本のマスコミは性懲りもなく、安倍政権が行おうとしている日本の年金基金(GPIF)の株式市場への投入をさかんに持ち上げている。
日本のマスコミの言うことはたいがいウソである。
真実は逆だと思った方がいい。

日本の年金基金(GPIF)が株式市場へ投入されれば、ほぼ間違いなく損失を被る。
日本人の10人中9人は株に手を出して損失を被っている。
儲けているのは外人投資家である。
日本人の年金基金であるGPIFもおそらくその二の舞になる。

それどころかこのGPIFは、海外株式市場にも投入される。
おそらく投入先の多くはニューヨーク株式市場だろう。これではアメリカの資金を貢ぐのと変わりない。アメリカのヘッジファンドが儲かるだけだ。


安倍政権とは発足当時からそういう政権である。
安倍政権という経済オンチの右翼政権は、日本人の資産がどうなろうと知ったことではない。
お金さえ投入すれば株価が上がると考えているお気楽な政権である。
そして株価さえ上がれば、経済が復活するといっているウソつき政権である。

本当は、富裕層を優遇する消費税という税金をこれ以上引き上げてはならないし、日本人の虎の子の資産である年金基金を株式市場に投入してはならない。
今のような不安定な株式相場の中で、誰が好きこのんで公的資金をそこに投入するだろうか。
ましてそれをニューヨーク市場にまで投入するなど正気の沙汰ではない。

世界広しと言えど、今この時期にこんなことを新規にやろうとしているのは安倍政権だけである。
日本人は、そんなバカな政権にいつまでもつきあってはいられない。
安倍政権という新自由主義が好きな復古的親米政権は、それが持つ本質的矛盾のために、最後は何でもお金で解決しようとするだろう。
アメリカにもお金を貢ぐし、もしかしたら北朝鮮にだってお金を貢ぐかも知れない。
それらはすべて我々のお金である。

安倍政権の発展途上国との外交はすべてお金の力にまかせた外交であるし、経済政策は日本銀行というお金メーカーに頼った政策である。
地に足のついた経済政策は何一つやっていない。
中国との貿易拡大にはまったく手をつけていない。
これでは経済は良くならない。それどころか日本の資金がアメリカに吸い取られるだけである。

コメント   この記事についてブログを書く
« 米国為替が日本株を操作している | トップ | 米国インサイダーの資金源は... »

コメントを投稿

国際金融」カテゴリの最新記事