小栗旬&吉田鋼太郎主演「ジョン王」に行って来ました。
「彩の国劇場シェースクスピア・シリーズ第36弾」になります。
このシリーズは蜷川幸雄が始め、彼の没後吉田鋼太郎が引き継いでいます。
シェースクスピアの戯曲は37作が残されていますが、これで全作品が上演されたことになります。
本当は「終わりよければすべてよし」が最後でしたが、「ジョン王」が2020年にコロナのため全公演中止となり、
2021年に「終わりよければ」が先に上演されたのです。
とにかく「凄い!」舞台でした。
小栗旬は相変わらず見事な口跡ですし、吉田鋼太郎も思う存分実力を発揮していました。
休憩はさんで3時間のお芝居です。
シアター・ドラマシティは「満席」でした。
眼の前に小栗旬が・・・
小栗旬演じる「私生児」は現代からタイムスリップしてくる設定です。
吉田鋼太郎は随所に「蜷川幸雄」へのオマージュとも思える演出を施し、加えて今のウクライナ戦争を想起させるような幕切れを用意していました。
これでひとまず「蜷川シェースクスピア」は終わります。