野分日記  ~Mint★Drop!のブログ~

日々の出来事、楽しんでいること、感じたこと・・・色々綴っていきます。
  

蜷川幸雄の想い出…

2016年05月14日 | 野分日記

世界のNINAGAWAが逝ってしまいましたね…

松本幸四郎、大竹しのぶ、市村正親、藤原竜也、宮沢りえ、寺島しのぶ … 縁の役者達がTVでそれぞれの思いを語っていました。(この週末、市村正親・大竹しのぶは大阪で舞台ですよ)

私にとって最初の出会いは多分「NINAGAWA 十二夜」だったと思います。
シェークスピアの名作を歌舞伎化した作品で、尾上菊之助が男役・女役を演じ分けた意欲作でした。
幕が上がると、舞台正面は全面ガラス張り!客席の顔がズラーと。度肝を抜かれました!

それ以後鑑賞した舞台を列挙すると…

「身毒丸」(大竹しのぶ)
「血の婚礼」
「シンベリン」(阿部寛・大竹しのぶ)
「海辺のカフカ」(宮沢りえ)
「日の浦姫物語」(藤原竜也・大竹しのぶ)
「ヴェニスの商人(市川猿之助)
「ジュリアス・シーザー」(阿部寛・藤原竜也・吉田鋼太郎)
「元禄港歌」(市川猿之助、宮沢りえ)

どれもこれも「刺激的」な舞台でしたね。
装置、照明、音響…これぞNINAGAWAというものばかりでした。

NINAGAWAは亡くなりましたが、彼の演出の舞台はこれからも見ることが出来るはず。
それを楽しみにしています。



「Wの悲劇」にも出演していましたね、あの映画の劇中劇の演出もしたそうです。


ご冥福をお祈り致します。