「憂鬱な朝」日高ショーコ先生

日高ショーコ作 「憂鬱な朝」に惑溺して抜け出せなくなったblog。

その12 相関図(簡易版)ver.1.07 -「憂鬱な朝」 日高ショーコ先生-

2017-02-23 01:34:38 | 憂鬱な朝
ご来訪いただきありがとうございます。

前回の相関図は、オールスターキャストの様相を呈していたので、今回は8巻以降に重要となるであろう人物に絞って簡易版を作成しました。

付帯文に熱が入り過ぎて読みづらくなってしまったため、下記本文にも転載しました。
(単なる紹介文にしかすぎず、状況説明にもなっていませんが。)

一応。転載は自由ですが、無断での編集・改変はご遠慮ください。

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サムネイル(クリックで拡大)簡易版_ver.1.07


■ 久世暁人(久世子爵)
幼い頃から智之の教育を受け、智之の影響を色濃く受け継ぐ。
すべてを容易くこなし、真直ぐで感情を表に出す性格のため、智之を頻繁にイラっとさせる。
成長するにつれ、自分に冷徹で支配的な智之に対し反抗心が芽生え、ますます智之を苛立たせる。
智之と係わっていく中で、直情的な短所は徐々に身を潜めていくが、智之から父の名前が出ると心穏やかではいられない面も。
子爵でありながら身分や血統を重視せず、総一郎と親友になったり、自分で身の回りのことをやったり、既成の概念に縛られない、寛容で前向きな性格である。
その気質は誰からも好かれ、将来大物になる器を感じさせる。
森山家の夜会を機に、更に成長を遂げた。
秋に英国へ留学。

■ 桂木智之(桂木家三男)
主人をさんざん甘やかして無能な当主にすることもできたはずだが、暁人様を真剣にお育てした。
自分が傷ついてきた分、弱者の痛みには敏感らしく、幼い主人に対して鬼にはなれなかった模様。
最近、暁人様への恋愛感情を自覚したが、極度の負けず嫌いでプライドが高いため、好きな人の下風に立つことを死ぬほど恐れる。
好きな人がピンチになると、我を忘れる系である。
あれだけ暁人様から惚れられているにもかかわらず臆病で受け身なのは、無償の愛を受けたことのない経歴ゆえか。
最近、ようやく暁人様に素直になり、デレ始める。
暁人様に弱音を吐いたり甘えたりという意外な一面も。
現在、(石崎家大番頭兼総一郎教育係兼)鐘本紡績社長。

■ 雨宮林三郎
現久世家家令。声が大きいことで嫌がられる事もあるが、実は立派な経歴を持つ有能な男。
智之を心酔するあまり暴走もするが、なぜか憎まれることのない得なタイプ。
情緒的なモノを愛すロマンチストな面も。
美しさについて度々拘りを見せるあたり、耽美主義かとも思わせる。
留学中にモテまくったことが自慢らしい。

■ 石崎総一郎(石崎家長男)
久世家との繋がりを目論む父により、華族の子女が集う学院中等科に入学。
まもなく暁人様と親友に。初めのうちは2人の恋を猛反対していたが、もどかしさにイライラしながらもやがて応援するように。
始めからずっと2人を見守っている唯一の男。
時々雨宮を訪れ2人の仲を取り持つ算段をする。
情が篤く、気のいい男ゆえに暁人様からも智之からも信頼されている。
智之を苦手としているが、教育係となった智之に厳しく指導され徐々に成長していく。
小ふさという恋仲の女がいるが、小ふさが誰かに身請けされたと知り、智之の計らいだと確信する。
一方で、父の野望により伯爵令嬢との婚約話が進行し、小ふさとの恋が八方塞がりとなってしまう。

■ 小ふさ
元新橋の芸者。美人で人気があった。
総一郎と恋仲になるも智之の手の者に身請けされ現在は石崎家から身を隠している。

■ 石崎総右衛門(石崎家当主、総一郎父)
智之を高く買っており、智之を石崎家に従わせることに執着する。
暁人様の後見人でもある。
成金であるがゆえに出自に強いコンプレックスを抱いている。

■ 桂木高之(桂木家長男)
代々、久世家の家老を務めていた桂木家の現当主。久世家名代として、合資会社を経営する。

■ 久世暁直(暁人父)
暁人様の父。難しい男だが、強烈な魅力を持ち多くの人に影響を与えた。
生涯、陞爵を強く望み続ける。

■ 直継(暁人叔父)※現在は、久世姓ではない
暁直様の腹違いの義弟。余命わずか。
暁人様に長男の行く末を託す。

■ 執事 田村
寿美子様と暁人様にお仕えするため鎌倉別邸に。執事として永らく久世家に仕える。
おそらく作中で一番いいひと。


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