田舎神職の人生-自然の中で生きる

神明社に奉仕しながら、気ままに生きる日々の暮らしを、生かされて生きることに感謝しながら綴っています。

今年もラッキョウを漬ける

2016年06月12日 16時45分28秒 | 日記
 今年もラッキョウを漬けました。



 自分の畑のラッキョウは全く不作でしたが、近所の人からたくさんのラッキョウを妻がもらってきました。
 よさそうなものを来年の種に残すことにして分けておき、2キロ400グラムのラッキョウを甘酢漬けにしました。ラッキョウの下ごしらえはなかなか大変です。一つ一つ根を切って茎を切っていかなくてはなりません。そして、水で洗いながら薄皮を取っていく作業があります。そこまでは妻がやってくれました。
 私は、一晩塩漬けにしたものを熱湯に浸してから、ビンに入れて市販のラッキョウ酢を入れただけです。

 2キロ400グラムあれば、2年間は食べられると思います。今食べているものは、平成26年度に作ったラッキョウで、もう一ビン残っています。毎日食べても、十分楽しめそうです。

 残った小さなラッキョウは、漬けないで食べることにしました。今日の昼食はカレーライスでしたが、「カレーの中にラッキョウを入れるといい」と聞いたのでやってもらいました。カレーで煮込んだラッキョウは柔らかくてにおいが無く、いい味でした。まだ残っているので、今度は天ぷらにしてもらうよう頼んでいます。

榊苗に支柱をする

2016年06月09日 16時43分14秒 | 日記
 4年前の6月に榊の若芽を挿し木して育てた榊苗が大きくなったので、支柱を取り換えてみました。

 4年前(もしかしたら3年前かも知れません)、6月に挿し芽をして半年経った秋の様子です。

 挿し芽半年の榊

 小さな鉢に植え直す

 これまで、神社に植えたり人にやったりして残っているものは数鉢しかありませんが、みなそれなりに大きくなっています。

 高さ85~90㎝の榊苗

 植物は正直です。手入れをすればちゃんと応えてくれます。手入れが悪いと上手く育ちません。苗の高さに合わせて長い支柱を立てて紐でしばりなおしました。これから夏の水やりが大変です。来年は地に下ろして植えなおさないといけないかもしれません。

 尺取虫

 支柱を取り換えながら、小枝のような尺取虫を見つけました。擬態とは聞いていましたが、全く動かずに本物の枝のようです。

熊本地震神社義捐金を募っていて

2016年06月02日 18時15分34秒 | 日記
 熊本地震の義捐金はいろいろな所で集められていますが、神社庁では被災した神社の復旧、復興のために、神社義捐金を募っています。
 使われる文字は「義捐金」よりも「義援金」の方が多いかもしれません。違いを辞書で調べたら、「捐」は「すてる、あたえる、寄付する、救済のために金品を出す」とありました。「援」は「ひく、ひきあげる、助ける」とありました。やはり「義捐金」と書いた方がいいと感じます。ただ「捐」の字は常用漢字にも人名用漢字にもない字だから使わない方がいいのでしょうか。それなら「義えん金」をした方がいいかもしれません。

 さて、神社義捐金は「金額についてはあくまでも随意ですが、目安として神社・神職それぞれ一口1,000円程度をお願いします」と各神社の役員さんにお願いしました。
 その通り1千円の神社もあれば、5千円以上の神社もあります。中には、氏子全員が各戸1千円ずつ出し合って送っていただいた神社もありました。かつて、当地域は二度の大地震で大きな被害のあった神社があります。その時に助けてもらったという気持ちが大きいのでしょう。

 苦しいときに助けてもらった経験、辛いときに温かい手を差しのべてもらった経験ほどありがたいことはありません。他人の痛みの分かる神職でありたいと思います。

 

衣替えの時期

2016年06月01日 20時29分13秒 | 日記
 今日から6月です。
 昔は衣替えの時期と言われました。学生の頃は、6月になると一斉に白いシャツになったことを思い出します。
 今日の月次祭は夏用の装束を着けました。

 9時から羽森神社の月次際

 夏用の袴と夏の狩衣す。
 実は、立夏から立冬までは夏用、立冬から立夏までは冬用となっています。今年の立夏は5月5日でした。ということは、5月5日からすでに夏用の装束を着けてお祭りをしなければならなかったのです。私は、先月は中旬18日のお祭りから夏用の狩衣に替えていました。

 今の服はオールシーズンのものがありますが、私は務めていた頃は夏服と冬服をしっかり分けて着ていました。
 これから、冬服を別にしまわなければなりません。夏物と冬物の入れ替えが必要です。四季の移り変わりがはっきりとしている日本はいいなあと思います。