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7月4日に生まれて

2024-05-03 14:49:26 | ニュース
7月4日に生まれて3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



 ユニバーサル映画
 UIP
 1989年12月20日
 1990年2月17日
145分
 アメリカ合衆国
英語


『7月4日に生まれて(しちがつよっかにうまれて、原題: Born on the Fourth of July)は、1989年制作のアメリカ映画。ロン・コーヴィックの同名の自伝的小説(1976年)を映画化した作品で、ベトナム戦争を扱った戦争映画。

概要[編集]


オリバー・ストーンが監督し、ストーンとコーヴィックが脚本を書き、トム・クルーズ、キーラ・セジウィック、レイモンド・J・バリー、フランク・ホエーリー、ウィレム・デフォーらが出演している。
この映画は、コーヴィック (クルーズ) の生涯のうちの20年間ほどを描いている。本作は、ストーン監督によるベトナム戦争映画三部作の第二弾であり、『プラトーン』(1986年)に続き、『天と地』(1993年)が作られた。
主演のトム・クルーズは役作りのため、約1年間車椅子に乗って生活した。
第62回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、監督賞、編集賞の2部門を受賞している。

あらすじ[編集]

1957年、ロン(ロニー)は、ニューヨーク・ヤンキースが好きな普通の少年だった。彼の誕生日である7月4日はアメリカ独立記念日である。1961年、家族でジョン・F・ケネディ大統領の就任式をテレビで見たロンは、自由主義を守るために自己犠牲を尊ぶ演説[注 1]に強い印象を受ける。そして母親は「ロンがいつか大統領のように立派な演説をする日が来る」と夢見るのだった。

1962年、ガールフレンドのドナをはじめ、幼馴染とともに地元のハイスクールに進学したロンは、レスリングに熱中し、トップに立つため厳しいトレーニングや減量を自分に課していた。しかし努力は実らず、試合で敗北してしまう。しばらく後、学校で行われた海兵隊のリクルーターによる説明に、ロンは強く惹かれる。キューバ危機にベトナム戦争と緊迫した情勢の中、愛国心に駆られたロンやティミーは友人の制止を無視し、アメリカ軍への入隊を決心する。ロンはドナをプロム(卒業パーティー)へと誘えないまま、入隊準備を口実にパーティーを欠席する。その夜、安全な任地を望む父親に対し、前線に行くことで国に貢献したいとロンは語り、母親もそれを肯定する。ロンは神に祈りを捧げると、意を決してパーティー会場に向かい、ドナと踊り甘美なキスを交わす。

1967年、海兵隊に入隊したロンはベトナム戦争に従軍し、今はウィルソンをはじめとする複数の部下を持つ軍曹となった。熾烈な戦いの中、誤って乳児を含む民間人を殺めたことにショックを受たロンは、さらにベトコンの攻撃を受けてパニックを起こし、ウィルソンを誤射して死なせてしまう。その夜、ロンは上官に誤射を告白するが、勘違いだと強く否定される。1968年1月、劣勢の中、遂にロン自身も踵を撃たれ、立ち上がったところでさらに銃弾に倒れる。野戦病院も大混乱で、医師の治療を待つ間、ロンは従軍牧師の祝福を受け、意識を失う。

ニューヨーク、ブロンクスの病院、そこは有色人種ばかりでギャンブルや違法薬物が蔓延し、ネズミも出る不衛生な場所だった。脊髄を損傷し、下半身不随となり身体障害者となったロンは人間らしからぬ介護を受けていた。アメリカで彼を待っていたものは、国を守る英雄としての賞賛の言葉ではなく、非難と嘲笑の嵐であり、ロンも怒りを露わにする。懸命のリハビリの甲斐なくロンの足は動かず、上半身の力だけで移動しようとし、かえって開放骨折の重傷を負って悪化させてしまう。ベトナム戦争の結果、医療費が圧縮されて満足な治療も受けられず、絶望の日々を過ごす。

1969年、ロンはようやく実家に帰ることができた。暖かく出迎える家族に対し、ベトナム帰還兵をゴミ屑のように扱う世間の目は冷たかった。その年の独立記念日、ロンもパレードに参加するが、ロンをはじめとした軍人たちには罵声や冷ややかな眼差しが向けられる。一方、式典では大絶賛され、ロン自身も勇ましい演説を行おうするが、戦場での記憶がフラッシュバックし最後まで喋ることが出来なかった。ティミーと再会したロンは、2人で戦場の思い出を語り合うが、お互いに心の傷を抱えていた。
1970年、ロンはシラキュースへ向かい、ドナと再会する。ドナはロンの負傷やソンミ村虐殺事件に衝撃を受け、今は反戦運動に参加していた。ケント州立大学での反戦デモにロンも初めて参加し、参加者が弾圧される姿に衝撃を受ける。

一転して「間違った戦争だった」と語るようになったロンは、次第に酒浸りの日々を送ることで精神を病み、ついに母親に不満をぶつける。過度な期待、信仰との矛盾、愛国心を煽り立てる政治家……。ロンは、家庭にも居場所を失い、父親の奨めるままにメキシコへと旅立った。

メキシコでの生活も自堕落なものだった。やがて帰還兵仲間との口論から、ロンは意を決してウィルソンの遺族、彼の両親と妻子に会いに行った。代々戦争に参加してきたことを誇りにするウィルソン家の話を聞いた後、混乱の中でロン自身がウィルソンを誤射して殺害してしまったことを涙ながらに伝える。ウィルソンの妻から、「私はあなたを許さないが、神は赦すだろう」と言われる。さらに、母親からは苦しみを理解される。

しばらくの後、ロンは車椅子を操って反戦運動に加わる。「今すぐ和平を」「ベトナムの兄弟を殺すな」「北爆を中止しろ」――、仲間と共に、シュプレヒコールを上げながら共和党大会に向けてデモ行進をする。1972年の再選を目指すリチャード・ニクソンへの指名が行われる中、ロンたちは激しい罵声を受け追い出されそうになるが、国を愛しているからこそ戦争に反対するロンの訴えは届かず、抗議運動は弾圧を受ける。ニクソンの「国のために戦った者へ敬意を」という言葉も虚しく響くのだった。

1976年、自著『7月4日に生まれて』(Born on the Fourth of July)を出版したロンは、民主党全国党大会で演説の機会を得る。真実を語ろうとする彼の姿を大勢の人が支援するのだった。








  • DVD版:2005年2月25日発売のスペシャル・エディションに収録
  • VHS版:1990年9月28日CIC・ビクター発売のVHSに収録。初期に発売されたDVDに吹替キャストが明記されているが、実際は未収録
  • テレビ朝日版:初回放送1993年12月5日『日曜洋画劇場』
※2021年11月10日発売の「ユニバーサル 思い出の復刻版 ブルーレイ」には、DVD版とテレビ朝日版の両方の吹き替えを収録[3]。

音楽[編集]

  • サウンドトラックアルバム - ジョン・ウィリアムズによるプロデュース、作曲、指揮、1989年12月19日リリース。

主な受賞歴[編集]

  • アカデミー賞(1989年)
    • 監督賞:オリバー・ストーン
    • 編集賞:デヴィッド・ブレナー、ジョー・ハッシング
  • ゴールデングローブ賞(1989年)
    • 男優賞(ドラマ部門):トム・クルーズ
    • 監督賞:オリバー・ストーン
    • 脚本賞:オリバー・ストーン、ロン・コーヴィック
    • 作品賞


以下略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


スマホ投げ入れ決済「キャッシュレス賽銭箱」

2024-05-03 07:11:12 | ニュース
スマホ投げ入れ決済「キャッシュレス賽銭箱」が話題
2024/05/02 15:47
 身の回りでどんどん対応が進むキャッシュレス決済。コロナ禍の折にはキャッシュレスで賽銭を受け付ける神社やお寺も出て話題になりました。
 そんな中、4月27〜28日に京都で開催されたDIY愛好家たちの祭典「Maker Faire Kyoto 2024」で、お金を投げ入れる元来のスタイルを保ちながらキャッシュレス決済にも対応するという「賽銭箱」のデモンストレーションが登場。来場者をはじめSNSでも驚きの声が上がりました。

 手掛けたのは、ものづくりチーム「荻窪三万円」。キャシュレス決済が浸透している中、お賽銭についてはまだ小銭を投げる習慣が残っている点に着目し、スマホを小銭のかわりに投げ込むユニークな賽銭箱を作り上げました。

 木材を組み合わせた賽銭箱の表面にはレーザーカッターで加工した「浄財」の文字があしらわれ、普通に寺社においてあってもまったく違和感のない出来栄えです。


 決済用のQRコードを表示させたスマホを投げ込むと中に組み込まれたリーダーがコードを読み取り、その後モーター駆動で箱の下からスマホが手元に返却される仕組み。「荻窪三万円」メンバーの爲房新太朗(ためふさ・しんたろう)さんいわく、色々な角度から投げ込まれたスマホを確実に読み取る部分の設計に特に苦労したそうです。


 現在対応している決済手段は「LINE Pay」のみ。今回はデモンストレーションということで開発者向けの「サンドボックス」と呼ばれる動作試験用の機能を利用しているため、実際にお金が請求されることはありません。

 「あくまで『スマホを賽銭箱に直接入れる』という面白さを体験してもらうためのプロダクト・展示としています」(爲房さん)

 実際に会場では500人ほどの来場者がこの賽銭箱を体験。しかし多くは「スマホを投げることに抵抗がある!」という反応だったそうです。

 「デモ用に非常に頑丈なスマホをわざわざ買って用意しており、いくら投げられても大丈夫ですとお伝えしているのですが、やはり『やってはいけないこと』という先入観が拭えないようです。当たり前ですが……」(爲房さん)
 一方、QRコード決済が広く浸透している国の参加者からは「ぜひ自国で導入してほしい」と非常にポジティブな反応が聞かれたとのこと。

 爲房さんは「『未来のお賽銭』と言い張る姿にクスッとなってもらえればうれしいです」と語っています。

 この「キャシュレス賽銭箱」、次回体験できる予定は未定ですが、実際に設置されたら、また新しい参拝の楽しみが生まれそうですね。
<記事化協力>
爲房新太朗さん(@stamefusa)
(天谷窓大)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024050202.html