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コロナ第10波の兆し、今後「心不全パンデミック」の恐れも

2024-01-28 00:23:00 | ニュース
コロナ第10波の兆し、今後「心不全パンデミック」の恐れも、研究
感染が心不全のリスクを高める可能性、実験で明らかに
2024.01.27

 新型コロナウイルスの感染は昨年11月下旬から年が明けても増える傾向が続き、流行の「第10波」の兆しも見せている。理化学研究所(理研)と京都大学の共同研究グループは昨年末、症状が収まった後もウイルスが心臓に残存すると心不全のリスクが高まる可能性があると発表した。

同5月に感染症法上の位置付けが5類に移行し、人々は「コロナとの共生」の日常に戻っているが、流行ウイルスの性質が大きく変わったわけではなく、油断はできない。厚生労働省は今冬期の流行拡大に注意を呼びかけている。

国内初感染確認から4年でまた増加傾向
 新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認されてから1月15日で4年が経過した。5類移行後は感染実態の把握方法は全数把握から全国約5000の定点医療機関による定点把握に変更された。厚労省によると、定点把握の感染者数は移行後も増え続け、昨年8月末から9月上旬には1医療機関当たり約20人になり流行の「第9波」のピークに達した。その後11月中旬に底になったものの、同月下旬から再び増加傾向を見せていた。

 今年1月8日から14日までの1週間の1医療機関当たりの平均感染者数は約9人で前週比約1.3倍となり、8週連続で増加している。厚労省のまとめでは岐阜、茨城、愛知、長野の各県が14人を超え、43都道府県で前週比増加した。


定点把握による新型コロナウイルス感染者の推移を示すグラフ。昨年11月下旬から1月14日までの増加傾向は流行の「第10波」の兆しを見せている。

点線の左側はHER-SYSデータに基づく定点医療機関からの報告参考値(厚生労働省提供)

定点把握による新型コロナウイルス感染症の入院患者の推移を示すグラフ。点線の左側はG-MISデータに基づく定点医療機関からの参考値(厚生労働省提供)
[画像のクリックで拡大表示]


 一方、インフルエンザは昨年11月から12月にかけて増加傾向を続けたが、同月中旬から年末、年明けにかけてやや減少傾向を見せていた。厚労省の1月19日の発表によると、全国約5000の定点医療機関が8~14日に報告した平均の感染者数は約13人。前の週まで減少が続いていたものの、前週比1.03倍でほぼ横ばい。今後の増減が注視されているが、現在は新型コロナのような明確な拡大傾向は収まりつつある。

 新型コロナウイルスは流行「第10波」が立ち上がりつつある。国立感染症研究所によると、現在日本で主流とみられるのは、オミクロン株の亜種XBBの一種であるHK.3。XBB全体の約7割を占め、さらにBA.2.86やJN.1など新たな変異株が広がりつつある。対応ワクチンも使われているオミクロン株の仲間だが、専門家は性質が異なる変異株の登場を懸念している。





【コロナ新変異株流行】医師が警鐘“2つの株に感染”する可能性

2024-01-28 00:18:51 | ニュース
【コロナ新変異株流行】医師が警鐘“2つの株に感染”する可能性 長い「コロナ禍」により呼吸器感染症も急増か

FNNプライムオンライン2411解説コメント2411件
第10波の感染が拡大している新型コロナ。高知市の医師2人に現状を聞くと、従来株に加え新しい変異株が流行し、第10波の期間中2つの株に感染する可能性が出てきたという。


ココがポイント
  • 新型コロナウイルスの感染状況は?
    厚生労働省は26日、全国の定点医療機関から1週間に報告された感染者数が1医療機関あたり12.23人だったと発表した。専門家から「新たな流行期『第10波』に入ったと言える」との声が出ている。
    出典:読売新聞オンライン1/26(金)

  • コロナ「10波」到来か インフル同時流行の懸念、感染症への対策に意識を
    出典:市川衛1/25(木)
  • 風邪薬や痰を出しやすくする薬などの不足は、いまだ解消されていないという
    出典:テレビ朝日系(ANN)1/25(木)
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コロナ禍の教訓は 新たな感染症にどう備える 専門家フォーラム

2024-01-28 00:14:42 | ニュース
コロナ禍の教訓は 新たな感染症にどう備える 専門家フォーラム
2024年1月27日 22時19分 新型コロナウイルス

東京都のコロナ対策に助言や提言を行っている「東京iCDC」の専門家が、この4年間の教訓について話し合うフォーラムが開かれ、新たな感染症への備えについて意見を交わしました。

「東京iCDC」は、都の感染症対策の司令塔として、2020年に設置され、医師や研究者などで構成する専門家ボードの9つのチームが、医療提供体制や感染制御などの分野ごとに調査研究や提言などを行っています。

フォーラムは、新型コロナの感染者が都内で初めて確認されてから、今月で4年となったのを機に開かれ、専門家ボードのメンバーが、それぞれの立場からコロナ禍の取り組みや課題などについて意見を交わしました。

専門家からは「当初考えた以上のスピードで感染が広がり、対策が後手に回った」とか「検査の精度が低かった」といった課題が指摘されました。

東京iCDCでは、この4年間の取り組みを教訓に、次の新たな感染症への備えに生かすことが重要だとして、今後さらに検証を進めていく方針です。


東京iCDCの賀来満夫所長は「この4年間の課題をきちんと評価し、次のステップにむけて継続して取り組んでいきたい」と話していました。