あれ・・・

やっぱり変な事を言う。
下着が無くなると言う。年寄りの下着など無くなる？
「誰も要らん」と、本心は思いながらも、真剣に語る母の顔を見る。
こんな時はどう対応したら良いんだろうか・・・

他に何時も薬を入れている袋が無いと言う。
「落ち着いて、又、探したら出て来るよ」と探すようにと、その場では進言。

後から、「もし薬が必要なら○○院からもらってこようか」と、尋ねると「まだ有るから要らん」との事。
やっぱり、何か少し記憶の回路がコンガラガッテいるのだろう。
自信を持って言っていても、本当でない事も有るのかな・・・
疑心暗鬼の気持ちです。。。・・・

１００－７・・・

昨日は母と病院に・・・
何時もはお昼前に起きる母に「今週は木曜に病院だからね」と声掛けしていました。
早く起きるようにと思って。

９時ごろ様子見を兼ねて父母の所へ行くと、「起きとるよ！」と準備完了の母でした。
冬の母から春に目覚めたようです。

病院でも今までは、車いすでぐったりの様子でしたが「歩いていくよ」と前向き、しかも、「一寸、歩くかんとね」と自分で言います。
売店の前で「今日は帰りにパン買うて帰る」と宣言していました。

しかし、待合室は満員御礼状態・・・
予約時間もとっくに過ぎ昼近い。

しかも、お医者様が変わりました。
其の為に、診察も長引いているのではと納得・・・
ようやく診察。
「おばあちゃん今日は何日」
「５日」
「ここは何処ですか」
「○○病院やろ」
「１００－７は幾つですか」
「・・・」
等のやり取りや、歩いたり、手を広げたり・・・

診察を終えたころはお昼です。
「早く帰る」と言うかなと思って居ると売店へ・・・
あんパンや菓子パン、おかき等１０００円位のお買い物を自分で支払をしました。
やるじゃんと思いながら様子見を決めていました。
私が持っていたエコバックを鞄から出すと、自分で中に入れ持って歩いています。

帰りの車の中で「婆ちゃん１００－７は幾つやったっけ」と聞くと「９３」とニコッと笑いました。
おまけに「前のお医者さんジッと見とって怖かった。今度のお医者さん良さそうな人や」。。。・・・