わたしの日々

小さな出来事あれこれ

読者文芸詩 & 他

2019年03月18日 | Weblog

◯今日は特選の 飛岡佐恵子さんの詩をアップさせて頂きました。

昭和の音色」

朝露のかがやく森の匂い
どこからともなく鳥の囀が聞こえくる
こもれびの隙間に宿る山野草
ふるさとは自然の恵みに溢れていた
雨が降れば
炭焼きの窯と煙が静かにまざりあう
狭い穴から木炭を出し
手際よく束ねる
吹き渡る風が息を荒くする
暖をとることもなく
子供の帰りを待つ父と母でした
幼い私はハーモニカを吹くことが
日課でした
愛しい音色に母は上機嫌だった
ハ-モニカの澄んだ音色は
中国山脈へゆっくりと流れていく
忘れかけた心の草原を辿りながら
もう一度吹いてみよう

・先生の言葉  「昭和の音色は」山間の炭焼きの風景と、そこに暮らす家族のつましい生活のぬくもりが
   伝わってきます。それをハーモニカの音色で包み込んでいるのもしみじみと郷愁を誘います。でした。

・ハーモニカの音色、兄や弟が愛用して吹いていた思い出が私にも甦りました。懐かしい自然の風景描写が、私好みで
  感動しました。

◯短歌の部 わたしの好きな作品

・切った枝は悲鳴をあげないそのように今日朝も笑顔であいさつをする     長井幸広 さん作

・寒晴れや軒のつららは朝陽あび雫落として虹生まれおり           本井イサ子 さん作

◯昨日孫の仁ちゃんとの会話思いだし、心配と希望を与えられて…ドキドキ。
上から見下ろされるほど大きくなったけれど、心は幼さと大人っぽさをないまぜにしていた。

◯最近犬や猫と寝る人は見聞きしているけれど、その初体験を昨晩しました。
娘の家では、家の中で育てた犬レイちゃんは家の誰かと一緒にねているので、昨夜は(1階で)寝ている私の腕の中にもぐってきました。(レイちゃんの寝る小屋はあります)丁度脇の辺りに顔の置き場所を見つけて、腕に顎を乗せて寝ていました。すごく馴れている。
心音も吐息も温もりも互いに分かるのです。動物と寝る初体験でした。
やっぱり何か変に感じました。排尿排便はしない訓練をしていますが。動物は別に寝るべきと思いました。
  
pu-doru似ています。       中井病院検診後、薬をもらう所で飾っていました。本物です。





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