人の行く裏に道あり花の山(空売り)

人気銘柄を売るのは怖い。でも、人と同じことをやっていては儲けにならない。我は売り向かう。 

戦略もなにもない政策不在の政治では株価も上がらない

2009-12-18 21:59:01 | 株式投資
日本経済新聞1面左側の連載記事の題名は「デフレと戦う」。今日は「中」なので、明日で完結と思われますが、今日の最後の部分の抜粋を。

「鳩山政権は企業より家計への支援を重視する。しかし企業の収益が伸びなければ、国民生活に重要な雇用や所得は増えない。将来への不安を解消できぬまま、家計の負担だけを軽くしても、消費は回復しないかもしれない。新政権が描くデフレ脱却のシナリオは心もとない。」

残念ながらインターネットでの掲載はないようなので、詳細は新聞記事を見ていただくほかありませんが、結論は明白。もっとはっきり書いてもいいと思うほどで、それは内閣支持率の急低下にも表れています。

で、18日の日経平均は21円安、値上がり745銘柄、値下がり767銘柄と、NY安と円高を嫌気して一時は100円超の下げとなったものの、日経平均が1万円台を維持したことから、先物に断続的な買いが入り、じりじりと下げ幅を縮めました。

こう見ると底堅い展開にも見えますが、果たしてそのとおりかは疑問。海外でクリスマス休暇入りとなることもあって、市場のエネルギーは不足気味で相変わらず先は読めません。

日銀の「(消費者物価の前年比で)ゼロ%以下のマイナス値は許容していない」との現状認識が、株価の心理的な下支え要因になったとの見方もあります。

が、三井住友FG(8316)やみずほFG(8411)の銀行株が軟調だったことを見ても、先行きに明るい見通しは持てません。

来週月曜日の空売りは、
1813 不動テトラ
3104 富士紡HD
4996 クミアイ化学工業
6997 日本ケミコン


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1 コメント

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国民も我慢のしどころですよ (大和)
2009-12-18 22:23:32
現在、日本社会に必要なことは、鳩山政権の改革を支援することです。自民党・官僚が行った悪徳政治を正して、子供や母親を不幸から救う必要があります。
学校現場から、文科省の愚民化政策を詳細に暴露したのが、「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)です。文科省官僚は、この知識時代に、子供達に愚民化教育を行い、20万人の不登校、退学者、60万人の引きこもり、ニートを作りだしたのです。多くの若者を失業者、生活困窮者にしたのは、本来優れた教育で職業獲得を支援すべき文科省です。これは、薬害エイズや薬害肝炎を起こした厚労省官僚の罪を越えます。子供達の人生を困難にし、日本社会の未来を潰した許されない悪行です。
悪徳官僚を退治し教育を変えなければ、多くの不幸が続きます。
鳩山内閣へ批判を繰り返すことは、改革を停滞させ、国民に利益はありません。改革を積極的に行うよう応援すべきです。報道機関やマスコミの姿勢は、日本社会を害するもので、完全に誤っています。