人生黄昏時

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伊江島の祭&祀【3】

2019年04月20日 00時00分48秒 | 日記

  伊江島には、以前には東江集落、西江集落、川平集落の

三ヶ所だった、明治八年頃に、五集落になり

昭和二十二年には八集落になっている

 

伊江島には、ウフ(大)ノロ、アガリノロ、佐辺ノロ

中ノロ、大水ノロと五人のノロ(神女)いた

 

ウフノロは伊江ノロとも呼ばれ、伊江按司の妻か娘が任命され

島全体の、ノロ・神人などを統括していた

 

各ノロには管轄する拝所があり

集落ごとの祭祀は年間を通して行っている

 

また、ウフノロと共に、世ぬ主(国王)や

公議、国のユガフウ(世果報)を祈願する

 

伊江島には御嶽や御願場が多数存在している

その中で最も聖地として信仰の対象となっているのは

 

タッチュと呼ばれるグシクヤマ(城山)にある

グシク御嶽である

 

そこにはヨシアゲムイにヨーセジ神と

伊江ムイにアマミヤアガナシ神が祀られて

 

航海安全と無病息災、豊漁

豊作を祈願する拝所と成っている

 

伊江島には麦穂祭、麦大祭、年沿、畦払い

ウプウィミ(大折目)などの年中祭祀がある

 

島最大の祭は、ウプウィミで

島民総出で行う祭祀である

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