人生黄昏時

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宮古 【3】

2016年12月20日 00時01分42秒 | 日記

 宮古方言は、独特の発音をするため、沖縄県民でも

ほとんど理解できない「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」の発音の多用

「ん」で始まる言葉も多く独自性の高い文化を形成している

 

宮古島の歴史の経緯によって沖縄本島

八重山諸島とは異なる伝統を継持して受け継がれ

独自性の高い表現の方法として魅力的な宮古方言である

 

しかしマスメディアの普及、学校における標準語による授業などによって

若い年齢層ほど話すことも、聞くことも出来ない青年、児童が多く

このまま何の対策をしないと遠い将来には消滅すると

研究者は危惧している

 

ユネスコの調査によると現在世界には、6000から7000の言語があるが

2500言語が消滅の危機にあるといわれている

 

ユネスコではこれら消滅する可能性のある言語を

消滅危機言語として、レッドデータブックを作成している

 

宮古方言はデッドデータブックの消滅危険度評価では

五段階の三段階目の危険となっている

 

宮古方言は消滅する運命にあるのか ?

 

言葉は人と人の心を繋ぐ命をもった言葉として

未来に繋ぐことができるか ?

コメント
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