人生黄昏時

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沖縄の宗教 【4】

2015年06月20日 00時01分08秒 | 日記

 沖縄の神

沖縄の神は

「来訪神」と「守護神」に分類でき

守護神や来訪神のいる異界・他界に豊穣を祈願し


特に太陽神を最高神として

崇める多神信仰である


来訪神は異界の神であり

平時は人々の集落に存在しないが

御嶽のみにいると考えられている

 

しかし、祭りの時になると

異界から集落の御嶽に訪れると考えられており

来訪神と人間の関係は極めて近い


特に著名な神は

沖縄の創造神である

「アマミキヨ(アマミク)」と「ミネリヨ」や


ニライカナイの最高神である

東方大主(あがりがたうふぬし)


国王就任の際に

現れると言う、「君手摩(キミテズリ)」などあるが

この他にも多数の神が居ると考えられている

 

来訪する神は世界的に島嶼民族に共通して見られる

一般に海を神聖視するが

これは沖縄においても同様である


これに関連して、折口信夫「まれびと論」を展開した

 

一方、守護神は

元々地域集落の死者の魂=祖霊であり

ニライカナイで神と成って集落に戻ってくるとされ

この神は平時は拝所や御嶽にいると考えられている

 

また、過去の偉大な功績を残したノロが神とされ

墓地が御嶽となる例が確認されている

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