とことん青春!

愛は憎しみより高く、理解は怒りより高く、平和は戦争より気高い。

新機動戦記ガンダムW 5話感想 『リリーナの秘密』

2010-05-01 21:33:17 | 新機動戦記ガンダムW

◆レディ・アン
トレーズが全幅の信頼を寄せているだけあって、なかなかの策士の模様。
ってか、トレーズの心理をすぐさま理解できるその有能さは並大抵のものではありませんね。
しかし、化粧品の中に爆破装置を仕掛けるとは女の武器を利用していますねw
ってか、爆破装置を仕掛けるのは良いが、入口の棚の上に置きっ放しにするというのはマヌケにも程があると思うぞ。
折角、会議室に潜入したのだから、その中に隠してくれば良かったものを。

◆オペレーションメテオ
ドーリアン外務次官を始めとするコロニーの人間はオペレーションメテオには全く絡んでいないようで。
つまり、ガンダムパイロットの戦闘行為はコロニー住民にとっては連合との戦争を起こし得るはた迷惑な行為と映っても仕方ない訳なのです。
つまり、彼らは地球からもコロニーからも疎外される可能性がある。

◆リリーナの秘密
リリーナはドーリアンの子供ではなくて、完全平和主義を唱えたピースクラフト家の娘だった。
ちなみに、ピースクラフトの建国した王国は連合に滅ぼされたとの事。
完全平和を唱えるピースクラフトと武力による統治を進める連合は真逆のイデオロギーですからね。
連合にとっては目障りな存在だったという事なのでしょう。

◆懐の深いカトル
例え、トロワが攻めてきたとしても、逆にもう一度、トロワに会える事を歓迎したいとするカトル。
何とも懐の深いキャラです。
よほどトロワの事を気に入ったようで。

◆トールギス
全てのMSの出発点となっており、どのMSよりも優れた性能を持っているとの事。
ってか、あのトサカは飾りかw
何らかの機能があれば面白いですが。

◆詭弁を取り繕うレディ・アン
ドーリアン暗殺を企てておきながら、逆にそのテロ行為がコロニー全体の意志だと主張するレディ・アン。
ってか、いくらなんでもそんな理屈は通用しないと思うぞ(汗)。

テロがコロニー全体の意志なんて短絡思考は危険すぎる。
コロニーに喧嘩を売っているようなもの。よくこんな発言をされてコロニー側の住民は反発しないな。
大体、ドーリアンはコロニー側に所属しているのであって、連合がテロ行為を起こしたと疑われるのが先であろう。
まぁ、レディ・アンが会議中にたまたま離席していたという事にすれば、命を狙われたレディ・アンの発言に一定の正当性はありますけどね。
ただ、今回のテロをコロニー全体の意志に仕立て上げたいのであれば、ガンダムによるテロ行為の方をコロニー全体の意志に仕立て上げた方が大義名分を通せて良いかと思いますが。
以前の話で「隕石は大気圏で燃え尽きた」と嘘の情報を流した事を考えても、連合にはガンダムの事を一般民衆に隠しておきたい何かしらの理由があるのでしょうね。

そして、連合は何が何でもコロニーを黙らせたいと考えているのでしょう。
更なる軍事力増強による力の支配を実現したい、と。

◆隠し事
心を開きなさい
あなたは隠し事が多すぎる

ノインはゼクスとリリーナの関係を知っている模様。
ノインって、ピースクラフト家に関係する人間なのかもしれませんね。

◆ドクターJ
怪しい爺さんですが、ヒイロを殺人のプロフェッショナルとして育成したとの事。
そして、彼の究極の目的はコロニーの平和。
ヒイロにターゲットとして狙わせているのは戦争を始めさせる悪魔のような人間(OZ)との事。
ドクターJの戦争哲学は先手必勝のようですね。

地球圏統一連合を乗っ取り地球圏の独裁を目論むOZこそが撃つべき敵である、と。
という事は、ヒイロ以外のパイロットもOZ壊滅が目的なんじゃないかな。
何せ他のパイロットもOZ壊滅のために動いていますから。
ただ、彼らは5人とも共闘していないというのが不可解ですね。
各コロニーの一部の人間達は同時期に流星に見立ててガンダムを地球に送り込んだのに、当の送り込まれた本人達は自分達の他に地球に送り込まれたガンダムパイロットがいる事を知らなかった訳ですから。

敵を騙すにはまず味方から、とはこの事か。

◆指導者ヒイロ・ユイ
コロニーを纏め上げた指導者ヒイロ・ユイ。
20年前にその平和的指導力を恐れたOZから暗殺されたとの事。
ヒイロのコードネームはこのヒイロ・ユイが由来となっているんですね。
ってか、OZは平和を恐れたのではなくて、宇宙に進出する事で物的・人的資源を得たかっただけだろ。
何せガンダムをOZより先に開発できるだけコロニーの技術力は優れたものですから。
そのような技術力は地球側からするとのどから手が出るほど欲しいものでしょう。

以上。



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