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根掛り!‥そして‥その①

2007-02-21 01:23:34 | バス釣り
去る16日(金)の夜勤明けに、いつもの様に野池へ釣行したんですが。
暖かい割りに、全く釣れないので、飽きてトップでもやろうかと思って‥昨年8月に、自己最大記録となる57.5cmを釣った「シケイダージャンボ」を投げて遊んでた訳です。

暖冬とは言え、流石にまだこの時期にはトップには出ない。いや、気晴らしモードなのでそれは承知の上での事、何も問題は無い‥
ハズだったのに、ついキャストをミスり、対岸の木に引っ掛けてしまったのですよ!

やってもうた‥と必死で竿を煽るも、一向に取れる気配も無し‥
結果、敢え無くラインも切れ、ロストしてしまいました
しかし、簡単には諦め切れず‥対岸まで歩いて行き、足場もロクに無い急な斜面を何とか降り、水際に立ってシケイダー回収を試みる。
距離にして約4~5m程先の枝に、引っ掛かっているのを確認!

そこを目掛け、ワームや石、思いつく物全てを投げ込み、何とかルアーに絡めて引っ張ろうとしたが‥これがまたバスを釣るよりも難しい‥!
暫く挑んだが、夜勤明けの頭痛と、極めて軟らかく滑り易い足元の土のせいもあり、滑落→落水の危険性が高い状況であった為‥

泣く泣く諦めて帰宅orz

でもその夜は、当然ながら寝付けない‥
昨夏の購入以来、「せみたん」と愛称で呼び、例のデカバスを始め数々の良型を仕留めてきたルアー。今年の活躍も今から楽しみにしていたし、何よりもあのバスの歯型がクッキリと消える事なくボディに刻まれた特別な逸品なのです‥!
それ自体は普通の量産品だが、俺にとってはかけがえのない大事なもの。

‥そして翌朝、当然の様にせみたん救出再挑戦!
今度は秘密兵器として、6.7mの長い延べ竿を使う事に。
池に着くや、真っ直ぐに根掛りポイントへ直行!先端に、重りとワームフックを取り付け、準備万端‥!
と、それを見ていた30代後半と思しき先客の男性が近付いてきて、話掛けてきたのです。
「こんにちは。あれ、鯉も釣るの??」と、今時珍しい長竿を見て笑いw
俺は「いや、あの根掛りしたルアーを回収しようと思って」と指をさした。
「ふ~ん。ああ、アレかぁ」と一瞥し、立ち去る彼の姿を見て、ああ馬鹿正直に答えちゃって、もしこれで回収出来なかったらあの人に取られちゃうなあ‥と少し後悔したのです。

まあどうせ簡単には取れないか、と気を取り直し、回収作戦開始しようとしたら‥なんとさっきの彼が何か長い棒を片手に、また戻って来たのです!

「これ使いなよ!」と笑顔で彼が差し出した棒を見ると‥
それは黒くて長い伸縮自在の棒の先端に、スクリュー状の金具が取り付けられた、見た事も無い特殊な道具だったのです!
それを見て、コレなら取れるかも!と思い、遠慮なくお借りしました!
で、先端をせみたんの糸の切れ端に絡ませ、引っ張る。

抵抗はあるが、強引に引っ張り‥
ついに、回収に成功!!
‥何度もお礼を言うと「よっぽどそのルアーに思い入れがあるんだね」と言われたので、また正直に事情を話すと‥
「もう少し遅かったら俺が回収してたよw」と笑い、彼は去って行きました。
いやあ、良い人もいるもんだね!久々に感謝感激しました



たかがルアーに何を大袈裟な‥と失笑されるかも知れません。
でも、俺の様な真性のバスオタには心をかき乱される程の苦痛を伴う一大事だったのです。様々な思い入れが込められた、大事な品なのですから

今回の件を教訓に、キャスティング精度を上げる必要性を痛感しました。
水中での根掛りならともかく、投げ損じに寄るロストは減らしたい。


そう思い直し、通常の釣りを開始。
その結果はまたこの次に

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