ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

6点　（10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。）

巷での評判がかなり良くて興行的にも大成功、さらに続編はコメディ映画史上最高の大ヒット。
ただ、個人的にはB級感丸出しのアメリカン・コメディーで”やらかす”可能性が高めかなぁ～なんて思って観るのを躊躇していたのですがぁ・・・

うん、まぁ、面白かったですね。

基本的には思ってた通りの作品。
でも、思ってたほどおバカ一直線ではなくて、思ってた以上にきっちりかっちりしっかり作られた映画でしたね。
だからこそ、映画としては最初から最後まで十分楽しめたのかもしれないのですがぁ・・・
個人的にはもちっと勢いが欲しかったですね。
ぶっちゃけ、ドタバタ具合、ちょーっと物足りなかったです。
てか、あれだけ曲者揃いなのにキャラ以外で笑いがとれてないってのもちと勿体ないかなぁ～と。
まぁ、映画好きな仲間が集まって大好きな映画を撮りたいけど残念ながらお金がない・・・
で、低予算で撮れるジャンルと言えばコメディとホラーしかないので、コメディ作りました、みたいなところが少なからずあるのかなぁ～、と邪推してみたり。
だから、良くも悪くも、単におバカコメディって以上に映画としてしっかり気味だったんじゃないかと。
あと、得たいの知れない何かから森の中を逃げ惑うだけのホラーってのもそろそろ、とか。
ま、ドタバタ＆勢いはもちっと欲しかったですけど、及第点は超えてたので十分楽しめました。。

主演はブラッドリー・クーパーにエド・ヘルムズにザック・ガリフィナーキス。
まぁ、演技どーこーの作品じゃないですからね。
共演はヘザー・グレアムにジャスティン・バーサ。
まぁ、演技どーこーの作品じゃないので。

てわけで、思っていたものとは多少違ったものの、まぁ、普通に楽しむことは出来ました。
てか、ぶっちゃけ、これくらいだったらチョイ昔（？）のスティーブ・マーティンとかビリー・クリスタルとかリチャード・プライヤーとかジーン・ワイルダーとかのコメディの方が面白いよーな気がしないでも・・・
ま、でも、面白かったです。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

7.5点　（10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。）

もはや何の説明も要らないと思うので、先ずは過去のシリーズの満足度を。

『ハリー・ポッターと賢者の石』6点
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』6.5点
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』7.5点
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』5点
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』6点
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』5.5点
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』7点

とまぁ、何だかんだ言っても意外と楽しめてるんですよね～♪
でもって、いよいよ、いよいよ、いよいよ、いよいよ完結ですよ。
いやぁ～～～、長かった。
何せ10年ですからねぇ。
そりゃ、そんなに猛烈な思い入れがなくても、や～っぱりそれなりに感慨はありますよね。
取り敢えず、原作にも手を出さず、映画の情報も一切シャットアウトして観させて頂きました。
もしかしたら、泣くかなぁ～なんてちょっぴり思ったりもしたのですが・・・

うん、泣きませんでした。

ま、恐らくは２部構成にしても色々と端折ったり駆け足になったりしてるのでしょう。
そのせいかどうかは分かりませんけど、そこまで泣けるよーな、感動するよーな作りではなかったかなぁ～と。
何か、一番グッときそーなところも多少「ん？」て感じでしたし、説明不足・描写不足な面も・・・
ただ、それはそれとして、作品全体的にはどーだったかと言うと・・・

うん、面白かったです。

ストーリーも演出もメリハリが利いてて、ダレることも飽きることもなく観れましたし、世界観やファンタジックな描写もばっちり、てか、「ほわぁ～！」とか「うっわ！」とか思いつつあの世界にどっぷりハマれるくらいばっちり映像化出来てたんじゃないかと。
ま、今更ながらですけど、クリス・コロンバスがハズれてくれて良かったなぁ～なんて思わずには。
特にシリーズ後半のダーク・ファンタジーっぷりはコロンバスには合わないですからね。
ま、とにかく、シリーズの集大成として、本当に良い出来だったと思います。
てか、これだったら『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』以降は２部作にしてくれれば良かったのに、とか、これまた今更思ったりも。

主演はダニエル・ラドクリフ。
うん、ポッターでした。
てか、正直、大多数の方と同じでしょうけど、これからどこで見かけてもポッターとしか思えません。
共演はルパート・グリントにエマ・ワトソン。
上に同じです。
てか、最後の最後まで、ハーちゃん可愛いよハーちゃん、でした。
後は、 ヘレナ・ボナム＝カーターにロビー・コルトレーンにレイフ・ファインズにマイケル・ガンボンにトム・フェルトンにボニー・ライトにジョン・ハートにアラン・リックマンにマギー・スミスにエマ・トンプソンにゲイリー・オールドマンといったところでしょうか。
皆さん、役にジャストフィットでした。

てわけで、10年続いたこのシリーズもこれで終わり。
スタッフ・キャスト、そしてあの世界の住人皆さん、お疲れ様＆有難う御座いました。
DVDが出たら１作目から一気見しよーと思います。


・ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2＠ぴあ映画生活

亀１＆清水 ＷＢＡボクシングＷ世界戦

○清水智信vs.ウーゴ・カサレス●
うん、頑張りました。
３度目の正直で、ついにタイトル奪取ですね。
本来のアウトボクシングに拘り過ぎず、積極的に戦ったのが良かったんじゃないですかね。
序盤で上手くリズムに乗れましたし、明らかに緩めの腹をしたトレーニング不足のカサレスを中盤で失速させることが出来ましたからね。
ただ、まぁ、全体的にはひ弱さというか、チャンピオンとしてやっていけるほどの勢いなりパワーなりを感じないので、その辺は今後の課題ですかね。

○亀１vs.ダビド・デラモラ●
いや～、救われましたね。
３Rに超絶妙なタイミングでアッパーに合わせたカウンターでダウンを取れたのが結果的に勝利に繋がりました。
あれが無かったら僅差の判定負け・・はないか。
後は、デラモラに思っていた以上にパンチがなかったのにも救われましたね。
まともなのもチョイチョイ貰ってましたけど、然程危なげはなかったですからね。
ま、最終的には、わりとタイプが似た同士の試合で、お互いに切り崩す仔とも出来ず決め手に欠くという、まぁ、凡戦で終わってしまったかなぁ～と。
正直、勝ち負けはどーでも良いので、そろそろもう少しエグエグな相手とも仕合って欲しいですね。