ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

修羅の刻 十五巻

2006-01-26 | 漫画
個人的には『西郷四郎編』十四巻がイマイチな出来だったのですが、
十五巻はそれよりは面白かったです。

川原さんも”あとがき”で言っているけど、作りは同じなんですよね。
でも、こっちの方が面白く感じるのは・・・川原さん自身が「葉月」で
足りないものが埋まったと言うよーに「葉月」の存在が大きいです。
割とドラマ性の乏しい物語の中で「葉月」の存在によって一つのドラマが
生まれてましたからね。
今までにないタイプの『陸奥圓明流』の物語が見れた気がします。

が!

やっぱり今までの『修羅の刻』シリーズと比べると少し落ちるんですよね~。
理由は簡単。
雷電がどんなに凄いと言ってもそれは江戸時代の相撲という競技の中での事で
歴史上の重要な人物、豪傑、剣豪と比べるとインパクトが小さいんですよね。
いやいや、もっちろん伝説の力士、史上最強の力士だってのは分かるし、
九十九が「俺の先祖は・・・」なんて台詞を吐いてたりしてたのでワクワク感は
あったし、十分に面白かったんだけど・・・
”熱さ”いう面ではね。
ちょっと足りなく感じました。

ま、同じ理由で『四郎編』ももう一つに感じてしまったし、それよりは
面白かったんですけどね。
次はまた”歴史巨編”な『修羅の刻』が読みたいなぁ~。
てか、『修羅の門』の方もそろそろ再開してくれても・・・


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