ダイヤモンド・イン・パラダイス

4.5点　（10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。）

頭脳とハイテクを駆使した『ダブルバウンド』のよーにスピーディーでスタイリッシュ
な泥棒アクションを期待してたんですけどね～・・・

何か、思ってたのとは大分違う映画でした。

だって、泥棒で魅せようと思って作ってないんだもん。
設定上、主人公の職業(?)が泥棒ってなってるだけでしょ。
別に主人公がワーカホリックな実業家でも成立しちゃう話ですもんねぇ。
もう少し、泥棒である事を活かしたストーリー展開にして欲しかったです。

で、泥棒アクションじゃない部分で見どころがあるかと言うとそれも微妙で・・・
強いて言えば、「泥棒とFBI捜査官」って設定を活かしたコメディってとこ
なんでしょうかねぇ。
腹の探りあいがコミカルな描き方だったので、そーゆー部分ではまーまー
面白かったと思います。
後は、舞台がバハマなのでリゾート気分に浸りつつ、サルマ・ハエックの
ナイスバディを楽しむぐらいしか・・・

主演は先代ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナンです。
ワタクシ、『探偵レミントン・スティール』以来のファンで、個人的にはスマート
で格好良い役が合うと思っているので、余計にこの作品にそーゆー部分を期待
しちゃったんですよね～。
ま、今回の役も彼らしかったけど作品自体が面白くなかったのがね・・・
てかそれよりも、ボンド降りないで欲しかったですよぉ。
共演はサルマ・ハエック、御年40歳・・・えっ！？
見えないですよね～。
ジェシカ・アルバに負けないくらいのナイスバディでしたし。（ちょっと言いすぎ？）
ま、彼女も作品に足を引っ張られた感じですかねぇ。
で、唯一この作品で良い味を出させてもらえてたのが、ウディ・ハレルソンです。
この映画をコメディとして観るなら、間違いなく一番貢献度高いです。
結構癖のある役者さんですけど、最後まで観るとその上手さが分かるかも。

と言うわけで、期待しすぎたワタクシがいけないのか、期待させるよーな宣伝
をした配給会社がいけないのか、残念ながら大きく期待を下回ってしまいました。
もっと、ハラハラ・ドキドキするよーな映画が観たかった・・・


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