ぶっちゃけ…独り言?

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がんばれ!ベアーズ/ニュー・シーズン

2006-02-11 | 映画 か行
6点 (10点満点で採点してます。6点が合格ラインです。)

スポ根・コメディが大好きで『カルメン』を聴くとビゼーよりもベアーズを
思い出すワタクシなので、当然この作品もがっつりツボに入りました。

もうねぇ、ガキんちょ達のくっだらないやり取りだけでも楽しくて
仕方ないです。
どいつもこいつも個性的でキャラ立ちまくりだし。
正直、一本の映画としてじゃなくて連続のTVドラマとして観たいです。
ガキんちょ達の時にお馬鹿、時に真剣な姿をもっと観ていたいです。

なんて思わせるのは、キャラ達の楽しさに反して映画としての出来、
特に脚本が大味過ぎるからなんですけどね。
何か無理矢理時間内に収めたってのが分かってしまうと言うか・・・
全体の流れを損なわない為に切り捨てたんだろーけど、そのせーで底の浅い
作品になってしまったのが残念です。
そんな脚本をリンクレイター監督はマズマズ上手くまとめてはいましたけど。

ま、面白かったけどもっともっともっと楽しみたいという、ワタクシの
我侭と言うか欲張りな思いも多分にあるかもしれません。
今回は”感動の初勝利”までの悪戦苦闘ドタバタぶりを描くだけでも
良かったんじゃないかなぁ~なんて・・・
そしたら確実に次回作も観れるし・・・なんてね。

主演はビリー・ボブ・ソートンです。
今回はサム・ニールと区別がつきました。(←馬鹿)
う~ん・・・これも役作りのうちだと思うんだけど、野球の演技がダメダメ
でした。
ノックの時とか、フォームのヘッポコっぷりと言ったら・・・
元メジャー・リーガーには見えないどころか、殆どド素人並みでしたよ。
野球ってカメラワークでの誤魔化しが効き難いスポーツだから
もう少しサマになってて欲しかったなぁ。
いかにも外国人ピッチャーの投げ方がサマになってたサミー・ケイン・クラフト
やバッティング・フォームが綺麗だったジェフリー・デイヴィスの方が
上手く見えてしまったのが痛かったです。

キャラは最高なんだからもっと面白い映画にして欲しかったなぁ~と
思わないわけではないけど、取り敢えず楽しんじゃいました。


がんばれ!ベアーズ/ニュー・シーズン@映画生活