ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

Mr.インクレディブル

2005-08-30 | 映画 ま行
7点 (10点満点で採点してます。6点が合格ラインです。)

率直な感想・・・ピクサーは凄い!

CGでの表現力に関しては圧倒的ですらありました。
この手のジャンルではピクサーの独壇場っと言っても良いでしょう。
髪の毛とか、ほんと細かいところまで行き届いてるんだよなぁ。
それにキャラ設定やストーリーもちゃんとそれなりのレベルをクリアしているので映画自体結構楽しむ事が出来ました。

楽しめたんだけど・・・

もう少し笑えるシーンが欲しかったかなぁ。
もちろんそれなりにはあったんだけど、やっぱりどんなに映像が綺麗だろうが漫画は漫画なわけで、だからこそ随所に思わず声が出ちゃうよーな”笑い”を散りばめて欲しかったです。
その辺は、普通の生活に溶け込めない様子を面白可笑しく描いてくれればもっと笑えたと思うんだけどなぁ。
どっちかって言うと苦悩(そこまでじゃないかもしれない)って方向にもってっちゃったのがね。
ま、元ヒーローの復活劇ってのが大前提だったのと、キャラの人間味を描写したって事なんだろーけど・・・続編(やるでしょう。)では期待したいとこですね。

あと、ワクワク・ドキドキするよーな楽しさってのが欠けてたかも。
各キャラの能力の見せ方にもう少し工夫があればね・・・
ぶっちゃけ、後半の戦いなんてインクレディブル一家よりフロゾンにワクワク・ドキドキさせられたし。
「のわっ!氷のおっちゃんすげぇ~~!」って感じで。
インクレディブル一家に対してもこーゆー工夫が欲しかったですね。

とは言っても、本当に良い出来だったと思います。
ベタでバレバレだったけど、最後も良かったし。
監督・脚本のブラッド・バードって『アイアン・ジャイアント』の監督で『ニューヨーク東8番街の奇跡』の脚本担当なんですよね。
どっちもかなり・・・てか、大好きな作品です。
彦一じゃなくても”要チェック”な人ですね。