山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

高井戸児童館で「ママをやめてもいいですか」上映会に参加しました。

2022-12-04 | 活動日誌

昨日は、高井戸児童館で行われた、映画「ママをやめてもいいですか」の上映会に参加しました。会場は小さいお子様連れのパパママでいっぱい。

お一人で見えていたママのお助けマンとして8カ月の赤ちゃんを抱っこボランティアさせていただきました。う~~、可愛い。

 

映画はママの孤立や悩み、パパへの要望や怒り(?)、そして、産後うつの時には自殺にまで及んでしまう深刻さ、虐待にもつながってしまう可能性など、決して楽しい内容ばかりでは無いけれど、大泉洋さんの軽快な語りで、明るい笑いに包まれていました。

上映会の後、グループに分かれて、映画を観た感想や、ご自分の悩みなどを話し合いの時間があって、赤ちゃん抱っこボランティアのまま会場の写真を撮りながら、参加者の方々の真剣な表情を見ていました。

 

チラシ: https://www.umareru.jp/mamayame/ より

子どもが3歳を迎えるまでの可愛いながらも茫然自失の状態になるほどの大変さは忘れられません。普段はあまり泣き言を言わない私も、あの時ばかりは区の保健師さんに電話をして、眠れない辛さ、母乳を吸ってくれない心配、赤ちゃんが泣き止んでくれないイライラ感を相談しましたね。

 

主催をして下さったのは、区内でしあわせなママを増やしていくご活動をされている、杉並しあわせ産後プロジェクトさん。アンケート結果を杉並区に届けたり、陳情で思いを伝えてくれたりと、本当に熱心にご活動をされています。

https://20190801-0820.mystrikingly.com/

 

我が家の息子は高校生となり、それはそれで心配事や悩みはあるのだけど、一応ママを17年してきているので何とかなっていますが、ママパパになりたてのあの頃は本当に大変。

 

先日の一般質問では、子育て支援に関して、以下の通り質疑をしました。

<問>

 保育園は福祉施策で子育ての拠点。父母同時育休制度が充実する動きもあり、病児や障害児保育等の機能も含めた持続可能な体制について利用者や事業者の意見を踏まえた議論が必要。

<答> 

従前の取組に一層力を入れ、子育てに困難さを抱える家庭を支援する拠点として保育園の役割を強化したい。利用者や事業者の声をよく聴き議論を深める。

 

でもね、行政からすると、困難を抱える家庭だと特定することが目的となってしまうのでは、という心配をしています。困難だと言えないところが困難なんですよ。

今後とも保育園を拠点とした全体の子育て支援の底上げを図ってくれるよう提言を続けて行こうと考えています。

赤ちゃんを久々に抱っこをして、杉並区内の若いパパママに向けて、杉並区は何が出来るのか、改めて考える機会を頂いた思いです。

ありがとうございました!

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