アナザースカイ エジプト

もうひとつの故郷のように感じるエジプト。たびたび訪れるエジプトのフォト旅行記をご覧下さい。

4,地球の溝を背に座り、リアルジャングルクルーズへ

2018年10月20日 | 旅行

 

ナイロビ版 印象 日の出。

ケニアは ほぼキリスト教、ムスリムは11%程。

しかし、このホテルの前には大きなモスクがあり、

夜明けの美しいアザーンが流れ始めた。

目を閉じると、エジプトの早朝のようだ。

心穏やかな目覚めとなった。

朝食の時、欧米人と思しき女性から「素敵なシマウマのバッグですね。ケニアで買ったのですか?」

と流暢な日本語で話しかけられた。

外国の人に日本語で話しかけられると、やはり日本人としては嬉しい。

日本に興味をもって日本語を勉強して下さって、ありがとうという気分になる。

私も外国へ行く時は、あいさつとありがとうの言葉だけは最低でも覚えていきたい。

     

ナイロビを離れ、一路北へ。

ナクル湖国立公園を目指す。

いろいろな町や村が通り過ぎていく。

目的地まで道草喰わずに3、4時間らしいが、

私達は休憩や土産屋での時間が長いから、もっと掛かってしまった。

ジョージさんに「もう行くよ〜〜」と何度言われたことか。

この絶景!

これが「地球の溝」と言われているグレートリフトバレーか〜〜。

さすがアフリカ、絶景のスケールが違う。

原始の地球の姿を見せてくれている。

ベンチがあって座ってみたが、高所恐怖症気味の私はお尻がゾワゾワ。

ベンチの向こう側には、地球の溝が広がり、

こちら側には、こんな素敵な絵が描かれていた。

        

小屋のトールペインティングも見事。

町の看板、車のペイントなども面白いものが多くある。

アフリカの人達は、生活の中でアートを楽しんでいる。

アフリカのポップな地図があった。

娘は今回の旅で、エジプト、スーダン、エチオピア、

ケニア、タンザニアを制覇することになる。

アフリカっ子だ。

羨ましい〜〜。

    

 ジョージさんの提案。

「途中のナイバシャ湖でクルーズしないか?」

「する!する!」

ボードに乗って、ナイバシャ湖を巡る。

海のように広い。

何でも大きくて広くて高い。

低いのは、この辺りの寝転んだような山だけだ。

高い山の姿も良いけれど、丘のようなおっとりした低い山も優しげで良い。

 

水先案内人は愉快な青年。

湖面は穏やかで、果てしなく広がる。

風が優しく くすぐって通り過ぎていく。

 仲睦まじいご夫妻らしきペリカンに会う。

 

 朽ちた木で憩む鳥に会う。

 

愉快な仲間、カバにも会う。

しかし騙されてはいけない。(田中真知さん口調)

カバに殺された人間は、アフリカでは、毎年約2,900人にものぼるらしい。

浮き草(布袋草?)がびっしり。

岸辺では、シカ科の動物が のんびり草を喰む。

      

大きな木に団地のように巣を作る、器用で努力家のハタオリドリという鳥にも会うことが出来た。

命溢れるシーンと、朽ちた木がこの世の果てを思わすシーンとが混在する巨大な湖、ナイバシャ湖。

これらの不思議でダイナミックな光景を、感動と共に目に焼き付けた。

きっとずっと忘れない。

リアルジャングルクルーズを終える私達を待っていたジョージさん。

「親友に久しぶりに会えたので、写真を撮って」と言う。

もちろん!しかしジョージさんが携帯を持っているところを見ていない。

せっかく撮った写真、どうやってジョージさんへ送ろうか。。。。

そしていよいよ、今夜のお宿 ナクル湖・フラミンゴ ヒル キャンプへ向かう。