このコーナーではakatukiが自宅建設の為に日々奮闘する様子を記事にしております。
自宅建設と同時進行で書き綴っている為、初めて記事を読まれる方は第一話からご覧ください。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。
◆建築家の自邸・二世帯住宅建設記の目次はこちらから
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ようやく造り付けの家具が取り付き始まりました。
家具やさんが納期をちょっと勘違いしていた為、現場に到着するのが遅れていたんですよね。
工事が始まってほっとしています。
この日は北海道の家具工場で作っていた家具が現場にやってきて、組み立てながら設置されていました。
現場に移動するちょっとの時間を利用して見に行った為、なんだかあわただしく現場を飛び出てきたので細かい工事の様子はお伝えできませんが、完成姿は追って報告いたします。。。
今回の工事で大失敗だったのが・・・
この枠の色。
母の世帯は始め、白木のイメージで進めていたのですが、途中で心変わりして色の組み合わせを変更したんです。
枠の材料は塗装向きの材料でなかったのですが、自分で塗って確かめてコレならボーダーラインかなぁと、いつもはしない薄めの色での着色を指示したんですよね。
(現場には塗りむらが出るかもしれないからと、変更を勧められていたんですけど、塗り見本を多数作って検証したんですよ・・・)
そしたら・・・
やっぱり・・・
ご覧のように斑模様に。
材料によって吸い込みが違うので、私が作った(塗った)様に上手く濡れなかったようなのです・・・
お客さんの家だったらこんな危険な賭けをしないのですが、自宅だからちょっと冒険してみようと・・・
しかし、やっぱりこの色むらは許せません。
ちょっとどう改善するかを真剣に考えなければいけなくなってしまいました(/。\)
駄目な事は駄目ですね。
この事は教訓として活かさないといけません。
(もっと濃い色であれば上手くいった例もあるのですが・・・)
現場に置かれていた階段の段板と蹴込板です。
こちらも同じ色で着色しているのですが木の種類が違うので問題なく塗れています。
壁が完全に塞がる前に!
断熱材を一部取り外しました。
我が家は外張り断熱+充填断熱と二重の断熱で、相当分厚い断熱材でくるまれている格好になります。
本来は外張り断熱だけでも次世代省エネ基準をクリアしているのですが、さらにおまけの高性能グラスウール16kg品100mmとちょっと過剰なまでの断熱材を入れているんですよ。
そこで、その効果がいかほどかを実験する為、2階の一部分で断熱材を取って普通の外張り断熱のみの場所を設けてみたのです。
西日の当たる日に放射温度計で温度の比較実験を行ってみようと思うのです。
もともと断熱性能をかなり上げているので、その差はあまり出ないかもしれませんが、自宅なので実験です。
残りのフローリングもビシバシ留め付けています。
ボンドを付けて、床にセットし実(サネ)部分にタッカー釘を打ち込み留つけていきます。
母の和室の枠には少し苦労していたようです。
なにせ部材が大きいのと、引き込みの襖とするのに細工を要しているからです。
母の家は弟子の大工さんが大体仕上げていたのですが、和室の細工は棟梁が気合を入れて作ってくださっているようです。
工事は前後しますが、なんか痛々しい感じがする枠の留め付け。
なんだかこの状態の枠を見るたびにスタンリー・キュブリック監督の時計仕掛けのオレンジを連想させます・・・
ああ、この時点に時間が戻ってくれたらどんなに嬉しい事でしょう・・・
そこが本当に建築の難しい所です。
全て現場の言いなり、安全な材料、無難な納めで危険な事を回避する事は簡単なのですが、それではハウスメーカーの家との差別化が出来ないと思うんですよね。
つまらない画一的な家になってしまうと思う・・・
自分の考えをどのように反映させるか?
今までの家と比べ常に前進させるためにはやはりチャレンジが必要だし、失敗がつきもの。
ほんとそう考えると自宅で失敗しておいて良かったのかなぁとも思うわけです。
もう同じ失敗はしません!!
自宅建設と同時進行で書き綴っている為、初めて記事を読まれる方は第一話からご覧ください。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。
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ようやく造り付けの家具が取り付き始まりました。
家具やさんが納期をちょっと勘違いしていた為、現場に到着するのが遅れていたんですよね。
工事が始まってほっとしています。
この日は北海道の家具工場で作っていた家具が現場にやってきて、組み立てながら設置されていました。
現場に移動するちょっとの時間を利用して見に行った為、なんだかあわただしく現場を飛び出てきたので細かい工事の様子はお伝えできませんが、完成姿は追って報告いたします。。。
今回の工事で大失敗だったのが・・・
この枠の色。
母の世帯は始め、白木のイメージで進めていたのですが、途中で心変わりして色の組み合わせを変更したんです。
枠の材料は塗装向きの材料でなかったのですが、自分で塗って確かめてコレならボーダーラインかなぁと、いつもはしない薄めの色での着色を指示したんですよね。
(現場には塗りむらが出るかもしれないからと、変更を勧められていたんですけど、塗り見本を多数作って検証したんですよ・・・)
そしたら・・・
やっぱり・・・
ご覧のように斑模様に。
材料によって吸い込みが違うので、私が作った(塗った)様に上手く濡れなかったようなのです・・・
お客さんの家だったらこんな危険な賭けをしないのですが、自宅だからちょっと冒険してみようと・・・
しかし、やっぱりこの色むらは許せません。
ちょっとどう改善するかを真剣に考えなければいけなくなってしまいました(/。\)
駄目な事は駄目ですね。
この事は教訓として活かさないといけません。
(もっと濃い色であれば上手くいった例もあるのですが・・・)
現場に置かれていた階段の段板と蹴込板です。
こちらも同じ色で着色しているのですが木の種類が違うので問題なく塗れています。
壁が完全に塞がる前に!
断熱材を一部取り外しました。
我が家は外張り断熱+充填断熱と二重の断熱で、相当分厚い断熱材でくるまれている格好になります。
本来は外張り断熱だけでも次世代省エネ基準をクリアしているのですが、さらにおまけの高性能グラスウール16kg品100mmとちょっと過剰なまでの断熱材を入れているんですよ。
そこで、その効果がいかほどかを実験する為、2階の一部分で断熱材を取って普通の外張り断熱のみの場所を設けてみたのです。
西日の当たる日に放射温度計で温度の比較実験を行ってみようと思うのです。
もともと断熱性能をかなり上げているので、その差はあまり出ないかもしれませんが、自宅なので実験です。
残りのフローリングもビシバシ留め付けています。
ボンドを付けて、床にセットし実(サネ)部分にタッカー釘を打ち込み留つけていきます。
母の和室の枠には少し苦労していたようです。
なにせ部材が大きいのと、引き込みの襖とするのに細工を要しているからです。
母の家は弟子の大工さんが大体仕上げていたのですが、和室の細工は棟梁が気合を入れて作ってくださっているようです。
工事は前後しますが、なんか痛々しい感じがする枠の留め付け。
なんだかこの状態の枠を見るたびにスタンリー・キュブリック監督の時計仕掛けのオレンジを連想させます・・・
ああ、この時点に時間が戻ってくれたらどんなに嬉しい事でしょう・・・
そこが本当に建築の難しい所です。
全て現場の言いなり、安全な材料、無難な納めで危険な事を回避する事は簡単なのですが、それではハウスメーカーの家との差別化が出来ないと思うんですよね。
つまらない画一的な家になってしまうと思う・・・
自分の考えをどのように反映させるか?
今までの家と比べ常に前進させるためにはやはりチャレンジが必要だし、失敗がつきもの。
ほんとそう考えると自宅で失敗しておいて良かったのかなぁとも思うわけです。
もう同じ失敗はしません!!