ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

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最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

コンクリートの放射の測定

2011-07-24 22:55:58 | ■建築-実施・監理
先日建築ブログのほうでも紹介しましたが、建築現場でコンクリートの放射能測定を行いました。

なぜ、コンクリートの放射線量を測ったかというと、生コンクリートの種類によっては焼却灰を利用したコンクリートも作られるため、もしかしたらごみ処理場でセシウムなどの放射能が圧縮された材料が使われて放射能を帯びているかもしれないと思ったからです。
また、住宅用に使うコンクリートにはそれらの焼却灰が使われていないとしても、同じプラント内で利用している場合は何らかの影響が出るかもしれないと思ったから。
たまたまお施主さんからお借りしていたガイガーカウンターが手元にあった為、計測してみたのです。

生コン車から出てくるコンクリートの付近の放射線量を計測したところ・・・
特に異常な数値を示すこともなく、ほぼ周囲と同じ放射線量でした。
安心しましたぁ~!

かばんから取り出した直後に通常より高い値を示したので、一瞬ヒヤッとしましたがその後安定しました。

建築用コンクリートの放射線量の規制値はないので、もし高い値が出た際の指針がなく路頭に迷うところでした。
もし、今後一部のプラントからそういった事故が起きた場合にも一度チェックをしているので安心できますね。

一般的にはコンクリートは高めの放射能を帯びているといわれています。
α線やγ線などは遮断(中性子線は遮断できない?)できるので、なんとなく放射能に強いイメージですが、そのコンクリート自身が高い放射能を帯びていては意味がありません。
RC住宅を建てるときなどはできるだけ放射能の確認を行っておいたほうが良いように思います。
心配しすぎかもしれませんが、牛肉の問題のように後から問題が拡大しないとも限りません。

今回の結果は、このプラント(板橋区)だけの結果であって、他のプラントでは違った数値を示すかもしれません。
焼却炉の焼却灰以外にも砂や砂利などがコンクリートの材料なので地域によっては高い放射線量の材料を使っているかもしれないからです。

特に、危険だ危険だ!と騒ぎ立てたいわけではなく。。。
もし計れる環境があるなら計測してみる。
そして、もしそういった問題があるなら情報を共有して、コンクリートの放射線量の規制等を早い段階で進めることができるのではと思っています。

もしかしたら、プラントごとでやっていることかもしれませんけどね。。。

→実際の現場での生コンクリート放射線試験などの記事はこちらです

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3 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アラキ)
2011-07-25 05:52:32
いやはや液状化に関する地盤の問題といい、放射線の件といい面倒なことが増えましたね。なんとも荷が重い。
Unknown (Unknown)
2011-07-28 11:36:47
こういうことで不安が薄れるならイイけども、それを言ったら、大気が汚染されててどうやって防ぐんでしょう。木造も同じかなぁ。シロウトの素朴な疑問として。
不安払拭にならない・・・ (akatuki)
2011-07-29 17:15:00
>アラキさん

本当に建築家にとって面倒なことが増えましたね。仕方ないことだけど大変ですよね~

>Unknownさん

放射能の数値を知ったところで不安はぬぐえないですよね。
まぁ、それでも数値を把握することは必要だと思います。
万一、”濃縮”された放射能が家の中にあったら大変ですので。
とりあえずは今のところは心配の必要なさそうですけどね。

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