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最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

国際子ども図書館~新旧の融合・知の保存

2013-01-28 23:04:12 | ■建築見学・展覧会
いまさらながら上野にある国際子ども図書館に行って来ました。
この建物は安藤忠雄氏監修の元、明治の煉瓦建築「帝国図書館」を保存改修した施設です。
外観等主要な部分は昔の名残を残しながらも新しい要素が加えられ、とてもいい雰囲気の建物でした。



不勉強で、何処から何処までが安藤忠雄氏のデザインが反映されているのかわかりませんが、元の「帝国図書館」もすばらしい建物だったのが良く解ります。

階段の最下段の形やアーチの形などレトロな雰囲気が好きですね。
そして、煉瓦と漆喰、木の色の組み合わせも好きな感じです。



既存の小窓の奥には小さい本の展示スペースがありました。
こういうちょっとした小技も光ってました。



以前は大人向けの図書館でしたが、子供も使うようになるため安全対策が取られていました。
しょうがない事ですがちょっと残念ですよね。
(ただ単に現在の法律・手すり高さ1.1mを満たす為だけかも)



ここは恐らく新たに床を作ったと思うのですが、床にアーチ部分が埋め込まれているのが面白いですね。
もし、昔の姿を知っている方が再度訪れたら面白いんでしょうね。



以前の外壁部分に増築したと思われる場所。
新旧の融合です。



しかし、残念なことに多数の雨漏り箇所が・・・。
免震構造としているのでそれが原因かな?
増築の難しいところですね。



それぞれの書庫等は写真撮影が禁止されていてお見せする事ができませんが、ポストカードを無料で頂く事ができました。
やはり良かったのが子供の部屋。
円形の本棚に包まれた閲覧スペースも丸いテーブルになっていてとても落ち着きます。
影が全く出来ない「光天井」に既存のコリント式の柱がいい感じで溶け込んでいました。

もちろん建築だけでなく、本の展示の仕方も良かったですね。
従来の図書館のように作家別の陳列ではなく、「小さい子供向け」「物語を楽しむ本」「職業を調べる本」「つくるための本」など、絵本や本が興味に応じた陳列になっていました。
子供が自分で本を読めるようになったらもっと楽しめそうですね。

入館料は必要ありません。
上野に用事があったらちょっと足を伸ばしてみてください。


→国立国会図書館国際子ども図書館の公式HPはこちらから
ジャンル:
芸術
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